有線イヤホンは以前紹介した Meze Audio の RAIPENTA でゴールはしてたんだけど、前から気になっていた DUNU の DaVinci が 2025/4/19 の Amazon のセールで安くなっていて我慢できずに購入して1ヶ月以上使用したので紹介!
前から欲しいなと思っていたけど、高級すぎて考えないようにしていた有線イヤホンの Meze Audio の「RAI PENTA」を購入したので紹介。購入したきっかけMeze Audio の「RAI PENTA」という有線イヤホ[…]
有線イヤホンの使い道
私の使い道だと有線イヤホンの使用頻度は低いです。有線イヤホンは自宅でしか使いませんが、自宅で音楽関連を聞く時の優先度は以下になってます。
- スピーカー: 大きい音を出す必要がない場合は、スピーカーを利用
- 有線ヘッドフォン: 大きい音で聴きたい場合に使用
- 有線イヤホン: 大きい音で聴きたいけど、ヘッドフォンだと髪に変な跡をつけたくない時に利用
ちなみに有線ヘッドフォンは以下で紹介した Meze Audio の 109 Pro というやつを使ってます。
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DUNU DaVinci
DUNU DaVinci のスペックとかの話
DUNU DaVinci は2024年7月に発売された有線イヤホンで、発売からもう少しで1年くらい経つ有線イヤホンです。
いま有線イヤホンとしてメインで使用している RAIPENTA のドライバ構成は 1DD+4BA でしたが、今回の DUNU Davinci については 2DD+4BA となっており低音用の DD ドライバが1つ多い構成になっています。Davinci の実際のドライバ構成は以下になっているようです。

RAIPENTA は美音系サウンドで凄く好みなんですが、DUNU Davinci については低音がよく出ているというレビューもあって RAIPENTA と性格が違うと思うので共存ができそうだなと思って気になっているところでした。ただ、通常だと5万円くらいするイヤホンなのでどうしようかなと思ってたんですが、Amazon のセールで4万円を切っているのを発見して速攻で購入してみました。
DUNU DaVinci の開封&外観
早速届きました。パッケージは普通な感じ。
ケース付きでした。ただ結構大きいのでイヤホンの持ち運び用としてデカすぎなので使えなかなと。
付属品は以下でした。ケーブルの先端を変換プラグで 4.4mmバランスと3.5mmアンバランスに変換できるのがいいですね。
- ケーブル(変換プラグ対応)
- 変換プラグ 2種(4.4mmバランス用、3.5mmアンバンランス用)
- イヤーピース 3種
- 3.5mm → 6.3mm 変換プラグ
- クリーニングツール
イヤーピースは3種入ってました。
DUNU Davinci はプレート部分のデザインが個体差があってガチャ要素があるみたいですが、私が購入したのは落ち着いた感じのデザインになってました。一般的にはオレンジ色がベースかなと思いますが、オレンジ要素は全くありませんでした。
多ドラ構成だけあって、シェル自体は大きめでした。あとコネクタは 2pin タイプです。
ノズル部分は結構太めです。この後イヤーピースの付け替え等をしましたが、ちょっとだけ入れづらかったです。
付属のケーブルを接続するとこんな感じです。イヤーピースは3種をつけ比べてみましたが一番装着感が良かったこの白いタイプにしました。ケーブルは軽量でしなやかなので取り回しは良かったです。
DUNU DaVinci に色んなイヤーピースを試してみる
イヤホンを買ったときの定番となる持っているイヤーピースと色々組み合わせてみました。左から以下です。
- DUNU Davinci 標準付属
- 【SpinFit】CP100+
- 【日本ディックス】COREIR BRASS
- 【日本ディックス】Pentaconn COREIR
- 【AZLA】SednaEarfit Crystal 2 Standard
- 【AZLA】SednaEarfit Foamax Standard
試す前は COREIR BRASS に期待してたんだけど、若干高音が刺さり気味に聞こえて長時間だと聴き疲れしそうな感じだったのと、装着感がイマイチだったので選びませんでした。最終的に決めたのは「SednaEarfit Crystal 2 Standard」にしました。標準のイヤーチップから音質の変化は感じないけど、選んだポイントとしては装着感が抜群に良くなったからです。
標準付属のイヤーチップも不満に感じることはないけど、「SednaEarfit Crystal 2 Standard」の一体感を感じた後だと戻れない感じ。このイヤーピースだとイヤホンを付けてるのを忘れちゃうくらい違和感が無いです。
DUNU DaVinci の音質はどう?
一言でいうと「聴いてて楽しい音」って感じです。
低音域用の DD が2発載っているだけあって低音もしっかり出てて弱ドンシャリな感じで、万人受けするだろうなという音です。これは人気があるのも頷ける。ただ、低音は盛ってるって感じは無くて自然な感じで、あくまでも音源に低音域のデータが入っている場合にしっかり鳴らしてくれるという感じです。
あと、低音はしっかり聞こえてもボーカルなどが埋もれることはなくて、BA ドライバらしくしっかりと鳴らしてくれるので楽しい音が聴けます。
Meze Audio RAIPENTA と比べてどう?
有線イヤホンのメインとして使っている Meze Audio RAIPENTA と聴き比べてみました。見ての通り、RAIPENTA の方が若干シェルが小さめです。
聴き比べた感想としては、当初の想定どおり RAIPENTA とは使い分けが出来そうです。DaVinci は低音が心地よく出るので楽しく聴きたい時に向いてるし、RAIPENTA は高音域が綺麗な美音系サウンドなので綺麗に聴きたい時に向いてる。ただ、頻度としては DaVinci を使うことが多くなりました。。
NICEHCK DragonScale2 龍鱗2(4.4mm 2pin)にリケーブル!
DUNU DaVinci は今後も長く使っていくなと確信出来たので、ワンランクアップのためにリケーブルしました。
今回リケーブルに選んだのは、NICEHCK から出ている「DragonScale2」ってやつにして eイヤホン で中古で購入しました。新品だと 32,300円と結構いい値段がするというのと、4.4mm 2pin タイプがもう新品だと売ってない?(Amazonだと売ってなくて Aliexpress だと在庫はありました)ようだったので今回は中古にしました。購入価格としては 18,145円 でした。
ケーブルの被膜は布タイプでめちゃくちゃ質感が高いのに、軽くて柔らかいので使い勝手も凄くいい! ただ太すぎて場所を取るので外に持ち出して使うレベルじゃないので室内限定だと思います。
NICEHCK DragonScale2 と DUNU Davinci 標準のケーブルを並べるとこんな感じ。Davinci の標準ケーブル単体で見てる時は特に不満を感じることはないけど、こうやって並べてみると DragonScale2 の質感が高すぎて満足感が高い。
今回、DragonScale2 を選んだ一番の理由が DUNU Davinci のフェースプレートのデザインが紫寄りだったので、ケーブルの色と合っていいなと思って選びました。実際に装着してみると統一感がありすぎて、めっちゃカッコいい!
で、あとは肝心の音についてだけど、こっちもリケーブルして正解!という音の変化を感じました。
- 情報量が上がった
- 低音の締りが良くなったように感じる
最後に
これまで有線イヤホンとしては RAIPENTA をメインとしてましたが、今後は DaVinci がメインになりそうで、かなりいい買い物が出来ました。