FUJIFILM X-H1 をレンタルして使ってみたので簡単なレビュー

前置き

登場した時から気になっていた X-H1 を富士フイルムのレンタルサービスを利用して借りてみたので簡単にレビューします。

本当は X-T3 を借りに行ったんですが、六本木のサービスステーションではレンタルが始まってなくて、せっかく来たんだから何かを借りようと思い、気になっていた X-H1 を借りてみました。

X-H1 を返却する時に聞いたところだと、X-T3 のレンタルは、現時点[2018/11/24] では丸の内では始まってたみたいで、六本木は12月のレンタル開始を目処で進めてるとのことでした。

 

今回は、私のメインの被写体の一つのカワセミの撮影に使った感想をレビューします。なので、使う前から分かってはいたんですが、X-T2 からの買い替えは必要ないと確信しました。

というのも、X-H1 の一番の特徴はボディー内に手振れ補正を搭載したことですが、野鳥撮影に利用するレンズは、XF100-400mm なのでレンズに強力な手振れ補正が搭載されているので、X-H1 の特徴を全く生かせず。。

 

実際に購入しちゃいました。

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X-H1, XF35mm

 

外観

ということで、X-H1 のレビューとしてはあまり参考にはなりませんが、まずは外観から。

付けているレンズは、レンタルではなくいつも使っている Xユーザーで野鳥撮影には必須の XF100-400mm +テレコン(XF1.4x)です。ズームリングとピントリングには、パーマセルを巻いてるので、ちょっと見た目が変ってますが。

 

前から見たところ。

 

後ろから見たところ。

 

やはり、ボディーサイズとグリップが大きいだけに、大きなレンズとのバランスはいいですね。

 

AF 性能は?

当たり前といえば当たり前ですが、X-T2 と同じセンサーを使っているので、AF の性能や癖は、まったく一緒です。なので、X-T2 からだと AF 性能の向上は見込めないので、AF 性能が欲しい人は素直に X-T3 を検討しましょう。

 

高感度性能は?

これも言うまでもなく、X-T2 と同じです。なので、特にいうことはなし。

X-T2 もですが、ISO3200 までは普通に使えます。ISO6400 もまぁ使ってもいいかなというレベルです。ちなみにこの写真は ISO3200 です。

 

グリップがイマイチ

グリップに関しては、好みが大きいのでなんとも言えませんが、私的には X-H1 のグリップは形状が合わないのか凄く握りずらいです。むしろ X-T2 の方が握り易い。

あと、ダイヤルとか AF-On ボタンの配置とかが1日だけでは馴染めなかっただけなのか、これもイマイチでした。。

 

やっぱりボディー内手振れ補正が魅力

これまでイマイチなところばかり続いてましたが、やはり一番の魅力はボディー内手振れ補正です。

レンズ側に強力な手振れ補正が入っているレンズを使う時は、全く恩恵はありませんが、富士フイルムには魅力的な単焦点レンズが多くあって手振れ補正は入ってないので、X-H1 で使うとレンズが化けます。

今回は、XF60mm のハーフマクロを使ったんですが、信じられないくらい使い易いレンズになりました!

 

シャッター音が X-T2 とは別の領域で気持ちいい

X-T2 と比べるとシャッターの音が凄く上品になってます。

個人的には、X-T2 のシャッター音が好みですが、X-H1 は別のベクトルで凄く心地いいです。メカのコストが掛かってるんだろうなーと感じます(笑)

 

まとめると

  • XF100-400mm を使うなら、安くなっている X-T2 がおすすめ
  • 手振れ補正が付いてない単焦点をメインで使うなら X-H1 を使うと世界が変わる
  • X-T3 に採用したセンターを搭載した X-H1 の後継機を早く出して!