富士フイルム界隈では、X-Pro3 が正式発表されて盛り上がっている中、約12年前となる 2007年に発売された富士フイルムの最後の一眼レフ機となる FinePix S5 Pro を入手!
世の中はミラーレスへのシフトが加速しているので、最後にレフ機を買いたいなとずーと考えてたところ、中古でいい感じのものが出て居たので、勢いで購入してみました。
FinePix S5 Pro について
Xマウントの富士フイルムから使っている人は知らない人もいるかもしれないけど、富士フイルムは一昔前は、Nikon Fマウントでボディーを作ってました。
この FinePix S5 Pro については、Nikon D200 のボディーを OEM で提供されてて、撮像センサーを富士フイルム独自の「スーパーCCDハニカムSR」っていう CCD センサーが搭載されてます。マウントの下にロゴも付いてます。
軍艦部はこんな感じで、Nikon の一眼レフのミドル機以上を使ったことがある人はお馴染みの感じ。
レリーズ周りもお馴染みの感じ。まぁ、ボディーは Nikon D200 の OEM なので。
Nikon 機だとフロントダイヤルの下は赤いラインが入っているけど、富士フイルム機だとその部分は黒でした。
背面も至って普通。ただ、この時代の液晶はまともに撮影結果を確認出来ないくらい表示品質が低いな。。
Nikon Fマウントレンズ
富士フイルムに乗り換えた際に、Nikon Fマウントのレンズはほぼ売っちゃって、今残っているのはこの5本のレンズ。
- AI Nikkor 24mm f/2.8S
- AI Nikkor 50mm f/1.4S
- AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
- AI AF Nikkor 24mm f/2.8D
- Tamron SP AF180mmF/3.5 Di LD [IF] MACRO1:1
上の3本はマニュアルレンズだけど、昔はレフ機でも使ってたけどミラーレスの快適な EVF に慣れてしまうと、マニュアルレンズをレフ機で使うのは苦痛すぎる・・・
ということで、まともに使えるのはオートフォーカスが使える AI AF 24mm F2.8D だけかな。。ただ、24mm なので画角的にスナップには使いやすいのでとりあえずは、この1本だけで楽しんでみようー
とりあえず言えることはめっちゃカッコいい!
丸窓化
S5 Pro の標準だと角型ファインダーだけど、Nikon から出ている以下の3製品を使うと丸窓化が出来ます。
まずは、一番左にあるベースとなる NEPS1。これは正式にはレインカバーを固定する用に売ってて丸窓化用ではないですが、これをベースとすることで丸窓化が出来ます。
2つ目は真ん中にあるアイピース。
通常の人だと DK-17F。私の視力だと S5 Pro の視度調整の範囲外だったので、DK-17F は使わずに同じ形状で視度調整レンズが入っている DK-17C(-3) にしています。アイピースは本体の部分と周りのゴムの部分の2つの部品で構成されてますが、最後の DK-19 と組み合わせる場合には、ゴムの部分は取り外して使いません。
最後は接眼目当ての DK-19。
アイピース(ゴムを外した状態)と接眼当てを準備。
接眼当てに溝が切られてるので、その部分にアイピースを入れて合体させます。
アイピースに固定用のリングが付いてるので、合体させます。
ベースの部分にねじ込んで取り付けるとこんな感じ。
うーん、かっこいい。
とりあえずファーストショット
この S5 Pro は CCD機だからかなんか色の出方がスッキリしてていい感じ。