野鳥撮影には、X-T3 + XF100-400mm + XF1.4X TC の組み合わせで、総重量は 2,044g で野鳥撮影としては軽量の部類にはなるとは思いますが、野鳥を見つけるために数時間持つとなると、通常のストラップではちょっとキツくなるので、速写ストラップの BLACKRAPID を導入してみました。
速写ストラップについて
速写ストラップは、いろんなところから出てるけど、今回は「BLACKRAPID 速写ストラップ スポーツ ブリーズ」にしてみました。
BLACKRAPID の他にも、Carry Speed や Custom SLR からも出ていますが、今回、BLACKRAPID を選んだのは、この後のプチカスタムを行う場合にやり易そうなところになります。
プチカスタム
BLACKRAPID の標準状態だと私の使い方だと使いずらいと感じたので、2つのカスタムで使い勝手を改善。
カメラ取付金具を交換
カメラ側に取り付ける器具として、標準では「ファステンR5」というのが付属されてて、これを三脚穴に付けるとこによって、ストラップのフックを付けて利用することになります。
X-T3 + XF100-400mm + XF1.4X TC の組み合わせで、ボディー側に付けちゃうとバランスが悪いし、マウント部分に負担がかかってもげちゃいそうなので、レンズの三脚座部分に付けます。
ただ、欠点としては形状を見てもらうと分かるように三脚穴を塞いだ状態となって、三脚を使う場合には、いちいち取り外す必要があるということ。私がこのストラップを使うのは野鳥撮影の時がメインで、野鳥撮影の時に動画の撮影も行う時は一脚を使うので三脚穴を塞がれると使い物になりません。
そこで、アルカスイス互換でフックを付けることが出来るものを探してたら、いつも見ている Youtube の「老人と文学社」チャンネルの以下の動画で紹介されてたのを思い出しました。
製品名としては、「FusionPhotoGear フュージョンプレート アルカスイス互換タイプ」です。
ただ、動画内でも言われてますが、値段が高すぎ! なんと、プレート1つで 8,500円(税込み 9,180円)もしちゃうので流石に手が出ない。。
ということで、ここらあたりのカメラ用品って、最近は中国メーカーも品質が上がってるから似たのがあるんじゃないかと思って探してみるとありました! 値段も約 1,400 円とお手頃。
背面にフックを掛けるための部品があります。フュージョンプレートと違うのは、こっちは背面に三脚穴が切られていないということ。私の場合は、これを付けて三脚穴を使うことがないので問題なし。
XF100-400mm の三脚座に付けるとこんな感じです。
実際に BrackRapid のフックを付けるとこんな感じです。今のところ、強度的にも問題なさそうです。
ピークデザイン アンカーで取り外しを簡単に
アルカスイス互換プレートに変えたけど、フックを外さないと雲台に取り付けられません。
ただ、このフックがワンタッチでは外れないので、野鳥撮影時にスムーズな撮影が出来ないので、取り外さなくても雲台に装着できるように、家に余ってたピークデザインのアンカーを使うことで取り外さずに取り付けられるようになりました。
まずは、QR-60 にアンカーを取り付け。
通常はストラップの紐を通すところに、2つめのアンカーを取り付け。
それを BlackRapid のフックに取り付け。
全て取り付けるとこんな感じ。本来よりも 10cm くらいは長くなります。
アルカスイス互換の雲台に付けるとこんな感じで、取り外さなくても直接付けられるようになりました。