昔はシャープの空気清浄機を長いこと使っててガタが来たので処分しちゃって、ここ数年は空気清浄機がない状態だったんだけど、やっぱ花粉対策には空気清浄機だなということで久々に購入して効果抜群だったので紹介。
ダイキンを選択
空気清浄機のメーカーとしては、シャープ/パナソニック/ダイキンが3大メーカーだと思いますが、今回はダイキンにしてみました。選んだ理由としては空気関連はダイキンでしょという単純思考なのと、加湿器がついているタイプがいいんだけど、加湿器がついているタイプって加湿タンクにカビとかが繁殖しやすくて、手入れを怠ると空気を綺麗にするどころか汚い空気を撒き散らす装置にもなるという欠点が。。
で、ダイキンの空気清浄機ではストリーマー機能で菌の繁殖を抑制する機能が付いているところに惹かれました!
型落ちモデル(2023年モデル)を選択
ダイキンの空気清浄機は、適用床面積の目安に応じて以下の4タイプが発売されてます。
タイプ | 製品名 | 適用床面積の目安 | 8畳を清浄する目安 |
加湿90タイプ | MCK904A | 41 畳 | 7 分 |
加湿70タイプ | MCK704A | 31 畳 | 9 分 |
加湿55タイプ | MCK554A | 25 畳 | 11 分 |
加湿50タイプ | MCK504A | 22 畳 | 13 分 |
今回、私が購入したのは「MCK70Z」というモデルになりますが、型番に 70 という数字が入っているとおり「加湿70タイプ」になります。適用床面積については、30分間で清浄することが出来る広さの目安なので、実際の部屋の大きさでは無いところが注意点です。
ダイキンからは適用床面積の他に「8畳を清浄する目安」も公表されており、そちらを基準にするとわかりやすいと思います。
で、ダイキンの場合には、数字の後のローマ字で何年モデルかが分かるようになっていて、以下になってます。
- A: 2024年モデル
- Z: 2023年モデル
- Y: 2022年モデル
私が購入した「MCK70Z」は2023年モデルとなり、1年型落ちのモデルとなります。ダイキンに限らず、他のメーカーでも1年周期で新機種が出ていますが、実際にモデルチェンジが行われるのは数年に1度程度になっており、型落ちモデルでも機能とかが全く変更がないこともザラです。
私が購入した「MCK70Z」の最新モデルは「MCK70A」になるどけ、調べてみると全く違いがなかったので値段が安くなっている2023年モデルを選びました。価格差としては約2万円くらい違いました。
私が購入した 2023年モデル
最新の2024年モデル
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Z(2023年モデル)
MCK70Z の外観
MCK70Z はホワイトとブラウンの2色展開となっていますが、実店舗で確認すると、空気清浄機自体がかなり大きくてホワイトだとより大きく見えそうというのとあまり高級感がなかったので、ホワイトよりもブラウンの方が高級感があったのでブラウンにしました。
ホームシアター用のスピーカー(JBL 4309)が木目調なので、そことの相性も考えて決めました。色はブラウンのはずだけど、かなりブラックに近い感じ。あと、スピーカーと比べても分かると思うけどサイズがかなり大きいです。。高さは 76cm あります。ただ、他社と比べて横幅がスリムなので設置場所には困らないと思います。
操作類は上部に配置されてます。風が出てくるところは手動で開閉を行う必要があります。
MCK70Z の構造
内部構造はこんな感じになっているみたいです。ダイキンのいいところが「ストリーマー」で空気清浄機内部も綺麗に保つことが出来るのがいいところ。空気清浄機内部が綺麗じゃないと汚い空気を撒き散らすことにもなると思うので魅力的です。
あと、出力する風に関してもプラズマイオンを出してるので、シャープでいうところのプラズマクラスター相当なのかな?

項番 | 名称 | 用途 | メンテナンス期間 |
① | 抗菌加湿フィルター | 抗菌効果で清潔 | 10シーズン交換不要 |
② | TAFUフィルター | 微小な粒子のホコリや花粉を吸着 | 10年間交換不要 |
③ | ツインストリーマユニット | 高速電子を放出 | お手入れ不要・交換の目安 約10年 |
④ | アクティブプラズマイオン発生ユニット | プラズマイオンを放出 | お手入れ・交換不要 |
⑤ | 脱臭フィルター | ニオイをしっかり吸着 | 交換不要 |
⑥ | プレフィルター | ホコリをキャッチ | 交換不要 |
上記の構造のとおり、下部から空気を取り込み上部から排出する今どきの構造になってます。そのため、背面を壁に付けて設置出来るため設置の自由度も上がると思います。なお、両サイドから空気を吸うので、両サイドには 30cm 以上のスペースが必要です。
サイドのフィルターは簡単に取り外しが可能なので、掃除することも簡単です。
目の細かいフィルターになっているので、通常のホコリはここでブロックしてくれそう。
加湿機能付きだけど、掃除は比較的簡単
メンテナンス期間をみても分かるように、利用を始めてから交換が必要が部材はないため、イニシャル費用はそこそこしてもランニングコストは不要なのでお買い得かなと思います。ただ、交換は不要となってますが、掃除については以下が推奨されています。
項番 | 名称 | タイミング | お手入れ方法 |
① | 抗菌加湿フィルター | 1ヶ月に1度、または匂いや汚れ、水垢が気になる時 | 重曹またはクエン酸によるつけおき |
加湿トレー | 水洗い | ||
水タンク | 加湿運転時は毎日 | ||
② | TAFUフィルター | 汚れが気になる時 | 掃除機 ※水洗い不可 |
③ | ツインストリーマユニット | - | - |
④ | アクティブプラズマイオン発生ユニット | - | - |
⑤ | 脱臭フィルター | 汚れが気になる時 | 掃除機 |
匂いが気になる時 | 日陰で風にあてる | ||
⑥ | プレフィルター | 2週間に1度 | 掃除機、水洗い |
高頻度で行う必要がある下部両サイドにある「⑥ プレフィルター」は取り外しが簡単なので、掃除も簡単です。
また、加湿機能を使う時は「①抗菌加湿フィルター」を1ヶ月に1度はつけおきが必要となるので忘れないようにしよう。水まわりは放置していると菌の温床になって汚い空気を排出することになっちゃうから忘れないようにしよう。。ただ、ダイキンの加湿空気清浄機は、空気清浄機内部の清潔を保つためにストリーマー機能がついてるので、他社の加湿空気清浄に比べて菌の発生は抑制してくれるかなと期待してます。
実際の抗菌加湿フィルターはこんな感じ。使い出すと、手前のところに水が張っている状態となって、黄色の部分が回転して水を含んで蒸発させる気化式になってます。そのため、窓などが水滴でビチョビチョになることはないので快適に使えます。
給水タンクはこんな感じ。加湿機能を使うと丸1日くらいで無くなるくらいです。取り外して水を入れる時は2~3Lくらいです。
本体に付けたまま給水することも可能です。ただ、結構な量の水(4L近く)を入れないといけないので、ペットボトルを使う場合には2回に分けて入れる必要があります。
スマホアプリで操作が可能
ダイキンの空気清浄機は、スマホアプリ(Daikin Smart APP)を利用することで状態の確認や運転モードの変更を行うことが出来ます。なお、スマホで操作するためには、空気清浄機自体を自宅の無線LANに接続しておく必要があります。
料理をするとめっちゃ反応 笑
扉を開けたまま料理をしてるとめっちゃ反応して元気に動いてました笑 さすがダイキンだけあって、センサーも優秀ですね。
花粉モードだとそこそこの運転音がする
MCK70Z の運転モードとして、コースとしては以下があります。
- サーキュレーター
- のど・はだ
- 花粉
- 節電
- 風量自動
- おまかせ
コースではなく風量設定では以下があります。
- ターボ
- 標準
- 弱
- しずか
運転音を比べてみると、コース(花粉)と風量設定(標準)が同じくらいの運転音でした。この運転音としては、送風音がしっかりと聞こえる感じで日中帯だと気にならないレベルだけど、寝る時は少し気になっちゃうかもというレベル。
運転スケジュールが設定可能
スマホアプリからだと「運転スケジュール」を設定することが可能で、曜日や時間帯に応じて好みの運転モードにすることが可能です。私の場合には、日中帯は花粉モードで強力に稼働しつつ、寝てる時は運転音を静かにしときたいので以下の設定にしました。
対象曜日 | スケジュール | モード | 加湿 |
日・月・火・水・木・金・土 | 07:00 に運転を開始 | コース(花粉) | 標準 |
日・月・火・水・木・金・土 | 23:00 に運転を開始 | 風量(しずか) | ひかえめ |
私は24時間点けっぱなしなので、運転を開始しか設定してないけど、運転を停止することも可能です。
肝心な花粉症に効果はあったのか?
購入して約1週間程度利用してますが、明らかに鼻のムズムズが無くなって快適な生活になりました! 花粉症に悩んでいる人は、絶対に空気清浄機は導入した方がいいと思います。
ホコリも溜まりづらくなり部屋の掃除が楽になった
花粉対策で購入した空気清浄機だけど、もう1つの利点があって、部屋にホコリが溜まりづらくなりました。これをみても、実際に空気清浄機がしっかりと働いてくれているなと実感出来ました。
最後に
結構いい値段がしたので購入する時は勢いが必要だったけど、買ってよかったなと思います。壊れなければ約10年間使うことができるので、単純計算すると年間5千円くらいの出費になるので、そう考えるとかなりお得とも思える。
あと、水回りの汚れ方とか清掃に関しては数ヶ月使わないとわからないと思うので、数ヶ月使った後に別途紹介したいと思います。