DALI のサブウーファー SUB-E9F を導入したらオーディオ環境が2ランクアップした

DALI のサブウーファー SUB-E9F を購入したのでレビュー。結論としては買って大正解でした! もっと早く買えばよかった。

DALI のサブウーファー SUB-E9F を選んだ理由

サブウーファーを購入しようかと考えたきっかけ

前回紹介したプリメインアンプの QUAD Vena IIDALI OPTICON1 の組み合わせが最高で、音楽の再生環境としてはほぼ完成形に近づいたなと思ってました。というのも OPTICON1 は中・高音が凄くキレイで楽しく音楽を聴けます。

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ただ、以下のエントリーで紹介した JBL Flip 5 を使い出して、音質的には圧倒的に QUAD Vena II + OPTICON1 の方がいいんだけど、低音の出力量だけは JBL Flip 5 が出てて、低音もあったほうが良いんだなと考えるようになりました。

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アンプにサブウーファー出力がなくてもサブウーファーは使える

これまでサブウーファーを使うためには、アンプ側にサブウーファーの出力端子がないと使えないと思ってました。AVアンプだと必ずサブウーファー出力端子が付いてるけど、QUAD Vena II とかの2チャンネルのオーディオ用のアンプだとサブウーファーの出力端子が付いてなくて、使えないと思ってました。

ただ、サブウーファーを調べるうちにアンプ側にサブウーファー出力端子がなくても通常の RCA のプリアウトがあれば使えるということが分かりました。QAUD Vena II であれば以下の場所に RCA のプリアウト端子が付いてます。

QUAD Vena II プリアウト端子

 

マランツ PM6006 の出力系統としては、録音機器用の出力端子は付いてるけどプリアウトは付いてません。そのため、PM6006 ではサブウーファーを使うことは出来ません。今どきこの機能を使う人はいないと思うから、便利なプリアウトにすればいいのに。。

 

と思ってたけど、マランツからは2チャンネル再生に特化した入力端子とかも今どきのリビングに最適(HDMI入力、各種ストリーミングへの対応[Amazon Music、AWA、Spotify]、AirPlay 2、Bluetooth)な NR1200 という機種が販売されてました。めっちゃ人気みたい。当たり前か。。

 

間違えているかもしれないけど、私が調べた限りでは、プリアウトと録音機器用の出力の違いは以下です。あとついでに AVアンプとかに付いているサブウーファー端子も書いておきます。

出力端子説明
プリアウトプリメインアンプのボリュームと連動して音量が変動する。
録音機器用出力プリメインアンプのボリュームとは連動せず、音量が固定で出力される。常に固定音量のためメインスピーカーとのバランスが取れないためサブウーファー用途には使えない。
サブウーファー出力AVアンプ内でサブウーファーで鳴らす低域の周波数にフィルターされた音が出力される。

 

プリアウト端子からは全ての周波数が出ているため、サブウーファー側でクロスオーバー設定が行える必要があります。サブウーファー側で調整が出来ないと、メインスピーカーとのバランスを調整(役割分担)することが出来ません。

 

今回購入した DALI SUB-E9F はプリアウトからの出力用サブウーファー端子からの出力用の両方が搭載されているので好みの方法で接続が可能です。

DALI SUB-E9F 接続端子

 

DALI SUB-E9F にはクロスオーバーの調整機能は搭載されてますが、サブウーファー用端子に接続するとクロスオーバー機能はバイパスされて有効にならず、ラインアウト端子からの入力分のみクロスオーバー設定が反映されます。

AVアンプとかで各スピーカーで出力する音を調整出来るものはサブウーファー用に接続がいいと思います。

 

サブウーファーは映画用か? 音楽用か?

そもそもサブウーファーは、映画鑑賞用の物だと思ってて音楽再生に使うのは邪道なのかなと思ってました。ただ、調べたところ音楽再生でもありなんだと分かりました。ただ、サブウーファーの作りによっては、音楽再生には向かないものもあるみたいなので、音楽再生で使う場合には音楽再生を考慮されたものを選ぶと確実だと思います。

今回購入した DAL SUB-E9F の説明書にも以下の記載がありました。

当社サブウーファーの最も代表的な仕様を表2にまとめました。サブウーファーには数えきれないほどの評価方法がありますが、「サブウーファーが実際にどのようなサウンドを出すか」がわかるものは一つもありません。他と比較したサブウーファーの優劣を決めるのはご自分の耳しかありません。当社のスピーカーの例に漏れず、DALI SUB E-9 Fシリーズも音楽を最大限忠実に再現できるよう設計されています
新しいDALI SUB E-9 Fをお楽しみください。

引用:https://www.dali-speakers.com/media/3475/sub_e-9f_usermanual_d_web.pdf

 

自動電源 On/Off が便利

サブウーファーはアンプを内蔵しているタイプが多くて、この DALI SUB-E9F もアンプ内蔵型です。

アンプ内蔵型だと電源設定はサブウーファー側で持っているので、サブウーファーに自動電源 On/Off 機能がないと不便なので自動電源 On/Off が付いている物がいいです。

DALI SUB-E9F では以下の設定が可能です。私は「AUTO」にて使ってますが、意図通りに動いてくれるので凄く便利です。ただ、音量が小さいと信号が来てないと思われて電源が Off になることがあるけど、そのくらいの音量であれば、そもそも低音は不要なので問題ないです。

POWER MODE 設定説明
ON電源スイッチによって、サブウーファーの電源がコントロールされます。
AUTO主電源スイッチがオンになっている場合、入力部のいずれかで入力信号が検知されるとサブウーファーのアンプの電源が入ります。約20分間信号が検知されなかった場合は、サブウーファーのアンプはスタンバイモードに切り替わります。
OFFサブウーファーはすぐにスタンバイになります。

DALI SUB-E9F 自動電源On/Off スイッチ

 

DALI OPTICON1 と合わせるなら DALI SUB-E9F が最適

メインスピーカーとして QUAD Vena II の組み合わせで DALI OPTICON1 を選んだのも、DALI の音って凄くいい感じなんです。なので、同じメーカーが出しているサブウーファーなら確実だろうという思いから DALI SUB-E9F を選びました。

メーカーとしては OPTICONシリーズには SUB-E12FZENSORシリーズには SUB-E9F が最適というメッセージもあったけど、私が使っている OPTICON1 は OPTICONシリーズでは一番小さいブックシェルフタイプなので小さい方の SUB-E9F でも十分補完できるかなというのと、パソコン机の上に置きたかったので、少しでもサイズの小さい SUB-E9F を選びました。

 

DALI SUB-E9F の開封、設置

見た目は凄くカッコいい

前面は OPTICON1 と同じような仕上げなので、凄くいい感じ。サイズ感としては、ウーファーユニットは 9インチ(23センチ)です。後ろにあるモニターが 23インチのフルHDモニタです。

DALI SUB-E9F 開封

 

SUB-E9F については、サランネットは付属してないので必要な人は別途購入が必要です。私は見えないところに置くし、ぶつける可能性も低いのでサランネットは購入してません。

 

DALI OPTICON1 と比較するとサイズ感もピッタリです。

DALI SUB-E9F, OPTICON1

 

DALI SUB-E9F の背面

背面の入力端子や調整ダイヤルはこんな感じです。

DALI SUB-E9F 背面端子

DALI SUB-E9F をプリメインアンプと接続し、クロスオーバー/位相/音量を調整

プリメインアンプのプリアウトに接続した後は、サブウーファー側のクロスオーバー/位相/音量をメインスピーカーとのバランスを取るため調整する必要があります。説明書に説明がありますが、以下の順で調整します。

項目説明
位相設定① サブウーファーの音量をいつもより少し上げる
② クロスオーバーポイントを最大(120 Hz)に設定する
③ ご自身が音を聴く位置で、前述したような種類の音楽を再生する
④ 低音出力に注目しながら0°から180°の間でトグルを切り替える。フェイズスイッチの最適設定は、低音出力を最大限に感じられる場所です。
音量調整音量は、低音がお手持ちのメインスピーカーのレベルに合うように調整してください。
サウンド全体に貢献し、決して強くなりすぎないサブウーファーの良さがよく分かるはずです。サブウーファーが曲やサウンドトラックに存在する的確な量の低音を、多すぎることも少なすぎることもなく再生できるよう、低音はタイトかつ正確でなければなりません。DALI SUB E-9 Fをサラウンドサウンドシステムに組み込む場合は、サブウーファーでは固定レベルを選択し、サラウンドアンプ/レシーバーの設定機能を使ってサブウーファーの出力を調整することをお勧めします。
クロスオーバー周波数調整サブウーファーの背面にあるクロスオーバーコントロールを、低音が脱落なく均一に聞こえるようになるまで上げてください(周波数帯域40~120Hz)。一般的にスピーカーが小さいほど高いクロスオーバーポイントが必要になり、スピーカーが大きいほど低いクロスオーバーポイントを受容します。たとえばDALI SUB E-9 FをDALI ZENSOR 1と一緒に使用する場合には、クロスオーバーポイントを約90Hzにすることをお勧めします。
クロスオーバー周波数の調整後に、音量を再調整してパフォーマンスを最適化しなければならない場合もあります。

 

クロスオーバー周波数については、参考として ZENSOR1 だけが載ってたけど、OPTICON1 との組み合わせで試したところ、サイズ感が同じ為なのか ZENSOR1 と同じ 90Hz にするといい感じになりました。

 

サブウーファーの追加でどこまで再生出来るようになったか

スピーカーでどの周波数まで音を出せるかは以下のサイトが便利でした。高音・中音・低音用でそれぞれページが用意されてます。

スピーカー聴感測定用テストデータ1(高音域の部)

スピーカー聴感測定用テストデータ2(中音域の部)

スピーカー聴感測定用テスト音源 データ3(低音域の部)

 

今回はサブウーファーなので低音域の部を利用し、OPTICON1 単体の場合とサブウーファーを合わせた場合でどこまで再生出来るかを試しました。あとお試してハイエンドスマホのサムスン Galaxy Note10+ も試しにやってみました。Galaxy Note10+ はスマホの中でも音質はかなり良い方だと思います。

周波数DALI OPTICON1 単体DALI OPTICON1 + SUB-E9FGalaxy Note10+
90 Hz聞こえない
80 Hz聞こえない
70 Hz聞こえない
60 Hz聞こえない
50 Hz聞こえない
45 Hz微かに聞こえる聞こえない
40 Hz微かに聞こえる聞こえない
35 Hz聞こえない聞こえない
30 Hz聞こえない微かに聞こえる聞こえない
25 Hz聞こえない聞こえない聞こえない
20 Hz聞こえない聞こえない聞こえない

 

結果としてはこんな感じで、かなり下の周波数まで再生出来るようになりました。あと、OPTICON1 単体でも 50Hz ~ 90Hz は ◎ を付けてるけど、サブウーファーを組合わた場合だと表現力の次元が違います。サブウーファーを組み合わせた場合には低音域の厚みが凄い!

スマホは当たり前だけど、まったく低音の再生能力が無い。

 

DALI SUB-E9F を使ってみての感想

サブウーファーの DALI SUB-E9F を使ってみた感想だけど、想像以上に良い!

OPTICON1 との組み合わせも同じメーカーのためか、凄く相性が良くて音の繋がりが良いです。サブウーファーの存在を知らなければあるかどうか分からないくらい自然に馴染んでます。

音楽再生も低域の表現力が格段にアップして心地よく聞こえるし、映画とかを見ても迫力がアップしていい!

サブウーファーって映画用だったり田舎のヤンキーの車みたいにドンドンっていう感じで、言葉を悪く言うと下品な低音ってイメージがあったけど、まったくそういうのが無くて、凄く自然な感じの低音なので流石は DALI っていうところ。

 

最後に

サブウーファーって映画用のシステムで使うものと思ってたんだけど、音楽を聞くためにも十分導入する価値はありました。使っているスピーカーが小型のものを使っている人はサブウーファーの導入を検討して欲しい。