FUJIFILM X-H1 のボディー内手振れ補正をマウントアダプター経由のレンズで試してみる

X-H1 のボディー内手振れ補正が欲しかった理由の一つに、花の撮影を行う際に昔から持っている「TAMRON SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01) Nikon用」が使いたかったから。

 

このレンズは凄く古いレンズだけど、タムロンらしく凄くボケが綺麗なので、手放せないレンズ。ただ、焦点距離が長いのに、手振れ補正が付いてないレンズなので、三脚の使用が前提となるのであまり使う機会はなかったけど、X-H1 のボディー内手振れ補正でどこまで実用的になるかを確認。

 

マウントアダプター

マウントアダプターは K&F Concept のコレ。

 

Nikon Fマウントから Xマウントへの変換用。同じメーカーから Gレンズにも対応しているアダプタも出てるけど、レンズ側で絞りの設定が出来る Dタイプのレンズを使うならこっちの方が剛性が高いのでおススメです。

Dタイプの場合

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Gタイプの場合
(レンズ側で絞りの調整が出来ないので、アダプターに絞りの調整リングが付いてるけど、その部分の剛性があまり高くないので、重たいレンズを使うとガタつきがあります。)

 

マウントアダプターを使う時の設定は、2ヵ所必要

設定場所設定値
[撮影設定] → [マウントアダプター設定]装着するレンズの焦点距離
(今回は 180mm)
[セットアップ] → [操作ボタン・ダイヤル設定] → [レンズなしレリーズ]ON

 

X-H1 に装着するとこんな感じ。なんか悪くない。

 

試し撮り

実際にボディー内手振れ補正を On/Off で切り替えて試してみると、一目瞭然。今回は両方ともシャッタースピードを「1/8」で設定。

 

ボディー内手振れ補正 Off

180mm の焦点距離で 1/8 の手持ちだとどれだけ頑張ってもこんな感じでした。

 

ボディー内手振れ補正 On

微ブレはしてる気がするけど、普通に使えるレベル。というか、シャッターを切る前に、ファインダーを除いた瞬間に違いが分かります。Off にしているとファインダーを覗き続けると酔っちゃう感じになるけど、On にしておけば、めっちゃ安定しているから構図も作りやすくて使いやすい!

 

Tamron 180mm の作例

X-H1 との組み合わせじゃないけど、前に X-T20 を使って撮った時の Tamron 180mm の作例を乗せておきます。こんな写りをされちゃうと、手放せないよね。

 

 

 

ということで、X-H1 を買ったのは正解だった。早く春にならないかなー。

 

= 2019/1/9 追記 =

実践投入してきました。