もうすぐ Google Pixel 7a が発表されそうというタイミングだけど、Google Pixel 6a を購入したので紹介します。
Google Pixel 6a を購入した理由
母親用のスマホとして検討
今回、Google Pixel 6a を購入したのは自分用ではなく母親用として購入しました。現在、母親は約3年前に購入した Xiaomi Redmi Note 9S を使ってるけど、そろそろ交換時期かなということでスマホの検討を行いました。
母親のスマホの使い道としては以下だけで、正直、どんなスマホでも問題ないけど、値段が安めのスマホから選ぶと意外と選択肢が難しいのが「③」のカメラ性能です。
- 電話として利用する(当たり前だけど笑)
- LINE を使う
- カメラをそこそこ使う(孫とかを撮りたい)
- おサイフケータイは利用しない
- ゲームはしない
ミドルレンジのスマホから検討
母親は UQ Mobile を使っているのでキャリア端末は買えないので、SIMフリーの中から検討して、価格帯としてはミドルレンジとなる5万円前後から検討しました。現時点(2023年3月)で5万円前後で購入出来る端末としては以下がありました。エントリーの3万円以下となるとカメラ性能が終わってるので選択肢には入れませんでした。
機種名 | 実売価格 | 発売日 | 特徴 |
Google Pixel 6a | 53,900 円 | 2022年 7月28日 | ・CPU にミドルレンジよりもワンランク上の Google Tensor を採用し快適操作、メモリ 6GB、ストレージ 128GB ・有機EL 採用の 6.1インチモニター ・防塵防滴対応/おサイフケータイ対応 ・画面内指紋認証対応/顔認証非対応 |
Galaxy M23 5G | 40,982 円 | 2022年 4月21日 | ・Galaxy 初の SIM フリー端末 ・CPU に Snapdragon 750G 採用、メモリ 6GB、ストレージ 128GB ・TFT液用採用の 6.6 インチモニター ・防塵防滴非対応/おサイフケータイ非対応 |
Galaxy A53 5G | 59,835 円 | 2022年 5月27日 | ・SIMフリーではないけど、UQ Mobile で購入可能 ・CPU に Exynos 1280 採用、メモリ 6GB、ストレージ 128GB ・有機EL採用の 6.5 インチモニター、120Hz 駆動対応 ・防塵防滴対応/おサイフケータイ対応 ・ステレオスピーカー搭載 |
AQUOS sense7 | 59,500 円 | 2022年 11月25日 | ・CPU に Snapdragon 695 5G 採用、メモリ 6GB、ストレージ 128GB ・有機EL採用(IGZO OLED)の 6.1 インチモニター ・防塵防滴&耐衝撃対応/おサイフケータイ対応 ・側面指紋認証対応/顔認証対応 |
OPPO Reno7 A | 43,720 円 | 2022年 6月23日 | ・CPU に Snapdragon 695 5G 採用、メモリ 6GB、ストレージ 128GB ・有機EL採用の 6.4インチモニター ・防塵防滴対応/おサイフケータイ対応 ・カメラ性能がイマイチっぽい? |
個人的に Galaxy信者なので Galaxy A53 5G がいいなと思ったけど、価格がちょっと高めなのが悩みどころ。。 値段を考えると Galaxy M23 5G が理想なんだけど防塵防滴に対応してないのと、今買うなら有機EL採用の綺麗なモニターがいいなと思い、M23 5G は選択肢から外しました。
カメラの写りが魅力
母親は孫の写真とかを撮るのが好きなので、カメラの写りを一番重視しました。
海外のガジェット系 Youtuber で有名な MKBHD が iPhone を含むハイエンドスマホと一緒に撮影した写真をブラインドテストした結果、一番写りがいいと投票で選ばれたのが、なんと Pixel 6a という意外な結果で、ここで Pixel 6a の購入が有力となりました。
ちなみにポートレートとナイトモードに関しては Google Pixel 7 が1位だったみたいです。この結果を見ると、Google は写真の自動補正の技術力が高いということかな?
Google Pixel のアップデート保証期間が魅力
iPhone ユーザーの人は分かりづらいかもしれないけど、Android 端末の一番の不安要素が、いつまで端末のアップデートが実施されるかというところです。昔に比べて最近は長めにアップデートしてくれる傾向にはなったけど、Google Pixel は長く保証してくれるので一番の魅力です。
機種名 | Android バージョン アップデートの提供保証期限 | セキュリティ アップデートの提供保証期限 |
Google Pixel 6a | 2025年 7月 | 2027年 7月 |
ただ、私が好きな Galaxy についても「4世代のAndroid OSアップグレード」+「5年間のセキュリティアップデート」が歌われているので安心して使うことが出来ます。流石にスマホを5年間使うことは無いと思うので、仮に中古で2年落ちくらいのものを購入してもそれなりに使えると思います。
新生活応援キャンペーンでお得に購入
今回、Google Pixel 6a に最終的に決めた大きな要素に、2023年3月3日~4月2日の期間でキャンペーンが実施されており、10,920円引きになっていました。おそらく2023年5月にある Google I/O で後継機となる Google Pixel 7a が発表されるためかな?
- 通常価格 : 53,900 円
- セール価格: 42,980 円
あと、上記にプラスして以下の特典もありました。
- 10,000 円分の Google ストアクレジット(利用は 2024年4月1日まで)
- 1,500 円分の Google Play ギフトカード
そのため実質 31,480 円でスペックに不満がない Google Pixel 6a が手に入るのはかなりの魅力でした。
10,000 円分のストアクレジットは期間限定にはなってるけど約1年間あるので、もう少しで発売が予定されている Google Pixel 7a が出たら、自分のサブスマホ(バイク用に使っている)の入替えに購入してもいいかなと思ってます。
Google Pixel 6a の外観
ってことで、ここからは到着した Google Pixel 6a を見ていきます。
内容物は以下でした。USB充電器は付いてないので持ってない人は別途購入する必要があります。色については母親の希望で「Sage」になりました。
- USBケーブル(Type-C to Type-C)
- USB変換コネクタ(Type-A to Type-C)
- SIMカードスロット取り出しピン
ミドルレンジ帯としては凄く質感はいいと思います。この見た目だと裸で使いたくなる。
カメラ部分の飛び出しもほぼ無くていい感じ。
Google Pixel 6a の USB Type-C での充電は最大で 18W なので、安めの USB 充電器でも十分だと思います。Amazon でみた感じ、最安なのは 20W に対応しているエレコムのこのあたりかな?
ケース、ガラスフィルム、スマホリングを装着
母親が使うということもあり、出来るだけ安全に使えるようにフルセットで装備しました。
まずは保護ケースは定番?となる「Spigen」のにしました。
保護フィルムが貼られてて印象もいいですね。装着する時は当たり前だけど剥いでから使います。
取り付けるとこんな感じ。ちょっとボテッとして端末の高級感はなくなったな。。まぁ、安全性重視ということで。
2023年4月1日追記
クリアケースを薄型に変更しました。見た目重視な人はこっちがオススメです。耐衝撃重視なら「Spigen」がオススメです。
この前、母親用として購入した Google Pixel 6a だけど、同時に購入したクリアケースが厚みがあり過ぎて野暮ったくなって見た目が気に入らなかったので、薄型のクリアケースに変更して見た目が凄く良くなったので紹介します。[si[…]
ガラスフィルムもケースと同じ「Spigen」にしました。このガラスフィルムは貼る時のガイド付きなので、誰でもズレなくキレイに貼ることが出来るので凄くオススメです。ホコリの侵入だけに気をつければ OK です。あと、2枚入りなので失敗してもやり直すことは可能です。
Google Pixel シリーズってどうなの?
素の Android の使い勝手
Google Pixel は素の Android が使われています。私が使っている Galaxy の Android 端末はサムシン側で独自のカスタマイズが入ってて使い勝手などが良くなっているので、初めて素の Android を触ってみました。
触ってみた感想としては、やっぱり Galaxy の方が使いやすいなと感じることがありました。主なポイントとしては以下です。ただ、Google Pixel の操作に慣れてしまえば、そこまで気にならないかなとも思いました。
- ホーム画面のカスタマイズ性
Google Pixel のホーム画面の「上部にある日付」と「下部の検索バー」を消すことが出来ない。
上部にある日付の文字が小さくて見ずらいので、同等の機能があるウィジェットに置き換えたいけど消すことが出来ないのが終わってる。
下部にある検索バーも全く使うことがないのに、一番いい場所を専有しているのがありえない。 - 片手モード
Google Pixel の片手モードは iPhone と一緒で画面全体が下がるタイプで使いづらい。Galaxy の片手モードは画面全体が縮小されて表示されるので文字入力含めて対応出来て凄く便利。 - ジェスチャー操作
Google Pixel で利用出来るジェスチャー操作は戻るだけに対応しているけど、Galaxy シリーズであれば「One Hand Operations +」を使えばかなり細かいカスタマイズで出来て自分好みの設定が出来て便利。 - 通知と設定画面のひと手間多い
ホーム画面で下にスワイプすると通知と設定画面が出てくるんだけど、Pixel の場合、1回目のスワイプで表示される設定内容が少なくて2回目のスワイプを行わないと画面の明るさ設定とかが行えないのが面倒。
Galaxy の場合には1回目のスワイプで主要な設定の On/Off が6個と画面の明るさ設定が行えるので、大抵の場合1回目のスワイプで済むけど、Pixel の場合には2回目のスワイプを行うことが多くなって手間が多い。
画面内指紋認証の精度は?
色んなレビューで言われている画面内指紋認証の精度が悪いとあったので、指紋認証について確認してみましたが、私の環境では問題なく使えました。2023年1月に指紋認証に関するアップデートがあったような情報もあったので、そこで改善されたのかな?
あとは、私の環境では指紋認証の精度が落ちるガラスフィルムを付けている状態でも不満なく使えることが出来ました。
画面はそこまでキレイじゃない
私が使っているのが Galaxy の中でもハイエンドとなる Galaxy Note10+ と Galaxy S10 ということもあってか、Google Pixel 6a がいくら有機ELといっても、ワンランク落ちるように感じてしまいました。まぁ、ここはコストダウンだからしょうが無いのかな?
ただ、比べたらわかるというレベルで Google Pixel 6a を単体で使う分にはまったく気になりません。
Galaxy シリーズの特権アプリが使えないのが辛い
私が Galaxy シリーズを使い続けている一番の理由が以下のアプリの存在です。
このアプリはジャスチャー操作で色んな操作を設定することが出来て、各操作で出来ることもカスタマイズ性が高く片手操作で快適に利用することが出来ます。私が割り当てている操作は主に以下です。
- 戻る
- 片手モード
- 画面OFF
- クイックツール表示(画面の明るさ、ボリューム、スクリーンショット、Bluetooht On/Off など)
Google Pixel シリーズで使えるジェスチャー操作は「戻る」だけなので、その他の操作を片手でお手軽に使えなくなるのは使い勝手がかなり落ちますね。。
Google Tensor はサクサク操作
Google Pixel 6a に搭載されている CPU の Google Tensor は、2021年10月に発売されたハイエンド機の Google Pixel 6 に搭載されていたものが採用されてて、現行のミドルレンジスマホよりもワンランク上の性能となっているので、操作に関してはサクサク安定してますね。
この性能であれば、今後3年程度使って OS のバージョンアップとかがあっても快適に使って行けると感じます。
デフォルトから設定変更したところ
ここは好みの範囲になるけど、デフォルト設定からとりあえず以下の設定を変更しました。
- バッテリー残量表示を「有効」に変更
[設定] → [バッテリー] → [バッテリー残量] - デフォルトの通知音を「チャイム」に変更
[設定] → [サウンドとバイブレーション] →[デフォルトの通知音] - ダブルライン時計を「無効」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [ロック画面] → [ダブルライン時計] - 時間と情報を常に表示を「有効」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [ロック画面] → [時間と情報を常に表示] - 画面消灯を「5分」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [画面消灯] - スクリーンアテンションを「有効」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [画面消灯] → [スクリーンアテンション] - ダークモードを「無効」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [ダークモード] - フォントサイズを1サイズ小さく変更
[設定] → [ディスプレイ] → [表示サイズとテキスト] → [フォントサイズ] - 画面保護シートモードを「有効」に変更
[設定] → [ディスプレイ] → [画面保護シートモード] - 片手モードを「有効」に変更
[設定] → [システム] → [ジェスチャー] → [片手モード] - 電源ボタン長押し時に「電源メニュー」を表示に変更
[設定] → [システム] → [ジェスチャー] →「電源ボタンを長押し」
重さをそれなりに感じる
画面サイズが同じとなる Galaxy S10 と比べると、ちょっと重たいなと感じます。私はサブスマホの Galaxy S10 はベッドの中で使うことが多いんだけど、Pixel 6a を同じ使い方をしてみると、ちょっと疲れるなと感じます。
実際の重さは以下になります。
項目 | Galaxy S10 | Google Pixel 6a |
重さ | 158 g | 178 g |
たったの 20g のハズだけど、重さを感じちゃうんだよな。もしかすると、ガラスフィルムが原因かな?
Galaxy S10 には「Gorilla Glass 6」が採用されているので、あまり傷の心配は不要かなと思ってフィルムは付けてません。Google Pixel 6a はコストダウンもあってかちょっと世代の古い「Gorilla Glass 3」が採用されてるので、ちょっとだけ心配でガラスフィルムを付けています。
最後に
私が比較にしている Galaxy は新品時は軽く10万円を超える価格帯のもので、今回の Google Pixel 6a は定価でも 53,900 円で、2023年4月2日までなら 42,980 円 にプラスして「10,000 円の Google ストアクレジット」と「1,500円の Google Play ギフトカード」がもらえることを考えると、恐ろしいくらいのコスパだと思うので、最近のスマホは10万円超えが当たり前になって買いづらいなと思っている人には凄く良い選択肢だと思います。
肝心のカメラ性能はまだ試せて無いので、試しから別途紹介したいと思います。
現在は以下の使い方をしててメインスマホは大画面が欲しいので、Pixel の使い勝手だと大画面には耐えれ無いと思うので、Google Pixel シリーズをメインスマホにすることは無い気はするけど、バイク用で使っているサブスマホは Google Pixel 7a が出たら買い替えていいなと思うレベルでした。
- メインスマホ; Galaxy Note10+(2019年10月発売、6.8インチ)
- サブスマホ : Galaxy S10(2019年5月発売、6.1インチ)