無印 iPad 第7世代 10.2インチ を購入したので紹介。
購入理由
利用用途
私のタブレットの利用方法としては以下の感じでリーダーとしての利用用途で、クリエイティブ関連(コンテンツの作成)の利用は一切ないです。なので、Apple Pencil も使うことはない。
- 自宅での利用のみで外では使わない。
- 動画視聴がメイン(Youtube、Amazonプライム・ビデオ等)
- 電子書籍の閲覧(雑誌、漫画)
- ブラウザでのウェブ閲覧
iPad mini 5 だとちょっと画面が小さい
今、iPad mini 5 を使ってるんだけど、動画視聴用途だとちょっとだけ画面が小さくて、もう少し大きな画面が欲しかった。iPad は画面の比率が 3:4 になってるので、動画の 16:9 を見ると上下に黒帯が入ってしまうので実際の表示領域が小さくなっちゃうからなおさら。
iPad 無印 第7世代を選択した理由
理由は1つで 値段が安いから!ということに尽きる。
利用用途的に動画視聴とウェブ閲覧だけなので正直なんでもいいので、値段が安いことが重要。それに自宅内でしか使わないので、iPad 内部のストレージにコンテンツを入れる必要がないのでストレージ容量も一番小さくても問題ない。
一応、各iPad を比較するとこんな感じ。個人的には iPad Air が魅力的だったんだけど、やっぱり用途を考えると金額が高すぎる。ストレージ容量は一番小さいサイズで Wifi タイプを載せてます。
項目 | iPad 第7世代 | iPad mini 5 | iPad Air | iPad Pro |
画面サイズ | 10.2 インチ | 7.9 インチ | 10.5 インチ | 11 インチ |
画面解像度 | 2,160 x 1,620 | 2,048 x 1,536 | 2,224 x 1,668 | 2,388 x 1,668 |
画面密度 | 264 ppi | 326 ppi | 264 ppi | 264 ppi |
広色域 | - | ◎ | ||
フルラミネーション | - | ◎ | ||
反射防止 コーディング | - | ◎ | ||
重量 | 483 g | 300.5 g | 456 g | 473 g |
プロセッサ | A10 Fusion | A12 Bionic | A12Z Bionic | |
カメラ | 8 M ピクセル | 12 M ピクセル | ||
スピーカー | ステレオ | 4 スピーカー | ||
セキュリティ | Touch ID | Face ID | ||
Apple Pencil | 第 1 世代 | 第 2 世代 | ||
Smart Keyboard | ◎ | - | ◎ | |
充電コネクタ | Lightning | USB-C | ||
ストレージ | 32 GB | 64 GB | 128 GB | |
価格(税別) | 34,800 円 | 45,800 円 | 54,800 円 | 84,800 円 |
比較してみると、iPad 無印 第7世代はディスプレイでコストダウンしてるのが分かる。あと、意外と全iPad の中で iPad 無印が一番重いんだ。まぁ、家の中でしか使わないので誤差だけど。
今回は使い方的にストレージ容量が要らなかったので最安となる 32GB を選んだけど、ストレージ容量が必要で iPad 無印の 128GB を選ぶくらいなら、ちょっと金額を追加して iPad Air を選ぶかな。
ちなみに同じような使い方をしている iPad mini 5 のストレージの使用状況はこんな感じで全く使ってないので 32GB で余裕の判断。逆に iPad だけでやっていこうと思ってる人は 32GB は絶対に足りないと思うのでやめときましょう。
到着
開封
パッケージはいつもどおりな感じ。
付属品は充電器と USB→Lightningケーブル。
The iPad って感じ。個人的には Touch ID の方が好き。
背面も至ってシンプル。
ケース装着
部屋の中で雑に扱いたいので、とりあえずケースを装着。
もう少し透明度が高いのを想定してたけど、これはこれでいい感じ。むしろこの半透明の感じがいい感じ。
ケースを付けると、液晶面に厚みが出来るので、画面を下向きに机とかに置いても画面が直接接地することがないので画面に傷はつくことはなさそう。
今回の iPad については保護フィルムは付けずに素のままで使うことにしました。
一点誤算だったのは、iPad 第7世代は Smart Keyboard 対応になってて左サイドに装着出来るんだけど、このケースも Smart Keyboard に対応するために左サイドの保護がなくて素の状態に・・・
主な利用アプリ
今回の iPad で利用する主なアプリは以下です。基本的にはリーダー的な使い方になります。
Youtube/Youtube Music
利用頻度が一番高いのが Youtube アプリ。まぁ、このアプリはみんな知ってると思うので説明は不要かな。iPad mini 5 と比較すると表示領域がこんなに違うので、動画視聴目的なら iPad 第7世代 10.2インチに軍配。
あと私は Youtube Premium に入っているので広告表示がなくて快適です。ただ、iPad というか iOS の残念なところは、ピクチャーインピクチャー(PIP)表示ができないところ。
Android 端末だと Youtube Premium に入っているとこんな感じで PIP で表示出来るようになるので凄く便利なんだけど、iOS だと Apple の制限がキツイのか機能が実装されてないのが残念。(iPad だと画面分割機能はあるけど、あの機能は使いづらすぎて使うことはない)
Yotube Premium に入ってると「Youtube Music」も使えるのでなかなか便利。
Amazon プライムビデオ
Amazonプライムの利用特典 として付いている Amazonプライムビデオも海外ドラマが好きなのでよく利用してます。ただ、年間4,900円(月換算 約408円)の中に含まれている特典なので、そこまでラインナップは強くない。
写真データのバックアップ運用の時にも紹介したけど、Amazon Photos もプライム会員だと写真データは容量無制限でアップ出来たりするので、Amazonプライムはずっと使っていくと思う。
Amazon プライムビデオは画面が大きいほうが有利なので iPad 第7世代 10.2インチに軍配があがる。
Amazon Kindle
電子書籍を購入するのは Amazon にしてるので利用頻度はそこそこある。ただ、アプリ内で購入できない iOS のクソ仕様はなんとかして欲しい。Apple って自社以外の使い勝手は凄く制限してるよね。(Android 版の Kindle であれば Kindle アプリ内で購入出来ます)
雑誌は 10.2 インチの iPad 無印の方が使い勝手いい。iPad mini 5 だとちょっと拡大しないと文字とかが辛いときがあったけど、iPad 7世代であればそのまま読めるのがいい。
ただ、漫画に関しては iPad mini 5 の方がいい感じ。iPad 10.2インチだと縦にするとデカすぎて読みづらいので横向きにして見開きの状態だとなかなかアリ。
ただ、1つ言えることは、iPad 第7世代 10.2インチは重たすぎて片手じゃ持てないので、電子書籍を読むシーンは限られる。
iPad 第7世代 10.2インチ だと手だけで支えながら長時間見るのは無理だから、ソファーに座りながら足に立て掛けながら使うとかであれば大丈夫だと思うけど、私は布団の中で読むことがあるけど、iPad mini 5 だと大丈夫だけど、iPad 第7世代だと重たすぎて不可能。
2020/06/05 追記
第7世代 iPad 10.2インチと iPad mini 5 で電子書籍の使い勝手を比較しました。
Windows パソコン内の動画再生
自宅内の PC に保管している動画の再生には「OPlayerHD Lite」というアプリを利用してます。利用イメージはこんな感じで iPad から無線LAN 経由でパソコンに保管している動画ファイルを閲覧してます。
このアプリを使えば Windows共有(SMB)のプロトコルで通信が出来るので、Windows 端末側は共有を設定しておけば、Wifi 経由でパソコン内の動画が再生出来て便利。
ただ、1点注意が必要なのが SMB にはバージョンがあるんだけど SMB1.0 にしか対応してないところ。SMB 1.0 は Windows 2000 とか Windows XP 時代のものでセキュリティ的に問題があるので、最新の Windows 10 環境だと無効化されているのであまり有効にしたくないんだけど、Windows 10 側で有効にしてあげないと繋げることが出来ません。
ちなみに Windows 10 で SMB1.0 を有効にするには「Windowsの機能の有効化または無効化」から「SMB 1.0/CIFSサーバー」を有効化します。
「OPlayerHD Lite」から Windows 10 への接続は「ネットワーク」→「+」をタップ。
「Windows/Mac ホスト (Samba)」をタップ。
接続先の Windows 10 の情報を入力して「保存」をタップすれば完了です。
自炊した漫画(ZIPファイル)の閲覧
昔自炊した漫画を ZIPファイル化しててパソコン内に保管してるんだけど、いちいち iPad 内にファイルをコピーして閲覧するのは面倒なので Wifi 経由で見れるように出来ないかなと、前に色々検討したところ、以下の構成であれば快適に閲覧出来るのでオススメ。
ただし、上記のとおり WebDav サーバーを立てる必要があって、私の環境では Synology の NAS があって、そこであれば簡単に立てられるので Synology NAS でのやり方を紹介。基本的にはどの機種でも出来ると思うけど、私が使っているのは1ドライブタイプの DiskStation DS118 というモデルです。
Synology の管理画面はウェブブラウザでアクセス出来るので、その画面の「パッケージセンター」から「WebDAV Server」をインストール。
「WebDAV Server」→「開く」をクリックすると設定画面が出るので、「HTTPを有効にする」にチェックを入れれば準備は環境です。
iPad のアプリで WevDAV で ZIPファイルを閲覧できるのが「AirComix Lite」になります。
「オンライン」→「+」→「WebDAV」を選択。
NAS の IP アドレスと接続 ID を入力して「完了」をタップすると接続は完了です。
そうすると NAS 内に保存している ZIP ファイルが見えるようになるので選択すると閲覧が可能です。
バッテリーの持ち
自宅内で使っててもバッテリーの持ちはいいに越したことはないので計測してみました。計測については、一番使用頻度が高い Youtube アプリで動画を再生し続けるやり方にしました。
結果としては 10 時間 29 分 使うことが出来ました。バッテリー持ちとしては十分かな。
最後に
最安の iPad だけど性能とか表示品質は十分過ぎるくらいだったので、私のような使い方を想定している人は安心して買っていいと思います。
ただ1つ言えるのは、片手じゃ持てない重さってこと。
なので iPad の 10インチクラスを使う時は片手で保持しつつだと無理なので、スタンドは必須になる。ベターに行くなら Apple 純正の「Smart Cover」が良いような気がするとけど、私は昔から持ってるスマホでも使える折りたたみ型のスタンドを利用してます。
溝が切られてて、ある程度は角度の調整も可能。使わない時は折りたためば1枚の板になるので持ち運びも楽で使い勝手はいいです。
2020年06月28日追記
iPad Air 3 (2019) に買い替えました。