2021年9月24日に発売となった大きな進化を遂げた「iPad mini 6」だけど、「iPad mini 5」を使っている身としては凄く魅力的だなと思って購入を考えてたんだけど、色々と考えた結果「iPad Pro 11インチ 2020年版」を購入したので紹介します。
「iPad Pro 11インチ 2020年版」を購入した理由
今使っているのは「iPad Air 3」と「iPad mini 5」
以前、以下のエントリーで紹介したけど、現在使ってるのは「iPad Air 3」と「iPad mini 5」です。
この前 2019年モデルの無印 iPad 10.2インチを購入したばかりなんだけど、今更ながら 2019年3月発売の iPad Air 3 (2019) を購入しました。iPad Air 3 (2019) を購入した理由最新[…]
「iPad mini 6」は魅力的だったけど私の使い方では「iPad mini 5」で十分だった
かなりの進化を遂げた iPad mini 6 だったけど、私の iPad mini の使い方としては以下の用途だけなので iPad mini 5 でも十分過ぎる性能というのを改めて感じました。
- 電子書籍(特に漫画)を読む
- ベットの中でちょっと大きい画面でブラウジングしたいとき(基本的にはスマホを使うけどスマホだと物足りないとき)
- お風呂の中で電子書籍・ブラウジングで利用
ということで、iPad mini 6 に買い替えても、全く意味の無いくらいの使い方なので買い換えるのはやめました。ただ、そこで気づいたのが iPad Air 3 と iPad mini 5 の使用頻度としては9割くらいは iPad Air 3 を使ってるので、使用頻度が高い iPad Air 3 を買い替えたいなと思うようになりました。(iPad Air 3 に不満があったわけではなく物欲が抑えられなかった笑)
iPad Air 3 の買い替えとして「iPad Air 4」か? 「iPad Pro 11インチ」か?
iPad Air 3 の買い替え候補として、妥当な線としては iPad Air 4 か M1 iPad Pro 11インチ だと思います。
私の使い方だと 64GB もあれば十分なので最低容量で比較してみます。ざっとした比較としては以下で iPad Pro は魅力的だけど値段が高いのがネック。iPad Pro の 2021年版は M1 チップが採用されてて性能はかなり上がってるけど、私の使い方(ほぼ Youtube 再生機)としてはそこの性能はどうでも良くて液晶の性能とスピーカー性能の差が気になるところ
項目 | iPad Air 4 | M1 iPad Pro 11インチ 2021年版 |
価格 | 69,080 円(64GB Wi-Fi) | 94,800 円(128GB Wi-Fi) |
液晶 | 10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ | 11インチ Liquid Retinaディスプレイ |
ProMotionテクノロジー(120Hz) | ✕ | ◎ |
最大輝度 | 500 ニト | 600 ニト |
スピーカー | ステレオスピーカー | 4スピーカーオーディオ |
認証 | Touch ID | Face ID |
Apple 公式「iPad 整備済製品」でお得に GET!
ほぼ動画再生機としてしか使わないタブレットとして iPad Pro は値段的にも勿体無いないなと思って iPad Air 4 にしようかなと思ってたんだけど、動画再生機だからこを液晶の性能とスピーカー性能も大事なので iPad Pro がいいなと思ってたところ、iPad Air 3 を買った時も利用した Apple 公式の「整備済製品」のことを思い出しました。
「整備済製品」は型落ちの製品がラインナップされてるんだけど、以下の特徴を持ってて下手に中古を買うよりも凄く魅力的な条件で入手することが出来るのでおすすめです。
- 新品の iPad と同じ1年間の保証
- すべてのマニュアルと付属アクセサリ
- 新しいバッテリーと外装
- 新しいホワイトボックス
整備済みの欠点としては在庫がある分のみで、一度在庫が切れるといつ補充されるかも分からないところです。現時点で表示するとこんな感じでした。少し前に見たときは 128GB のシルバーもあったけど、既に在庫がなくなってました。
「整備済製品」を検索してみると 2020年版の iPad Pro 11インチが丁度ラインナップされてて 128GB で 71,800円 という魅力的な価格で出てたので速攻で購入しました。
iPad Pro 11インチ 2020年版の開封・使用感
2020年版については、散々レビューされてるので簡単に紹介しときます。
iPad Pro 11インチ 2020年版の開封
整備済製品のパッケージは専用パッケージなので新品とは異なります。
付属品は充電器とケーブルだけ
外装は新品なので、もちろん傷などはないです。
iPad Pro のレビューで使ってる人を見たこと無いけど、私はお気に入りのTPUケースを今回も購入。部屋の中だけで使うことを考えると雑に扱えるので凄くいいです。
TPUケースを使う時は立てかけることが出来ないので、こっちも私の中で定番のスタンドを購入。
iPad Air 3 から iPad Pro 11インチへのデータ移行
iPad のいいところはデータ移行するのが凄く簡単なのがいい。移行元の iPad Air 3 にはほぼデータを格納してなかったので数分で完了。
iPad Air 3 から iPad Pro 11インチへの買い替えは正解?
一番の懸念点だった Face ID は慣れればなんとかなる
iPad Air 3 の Touch ID はホームボタンを押し込むことでワンアクションでホーム画面を表示することが出来て凄く便利でした。
Face ID はみんなも知ってる通り、以下の3ステップが必要でかなり面倒です。特に「③」のスワイプ動作が一番面倒。
- 画面をダブルタップし、画面を On にする
- Face ID で認証する
- 画面の下からスワイプする
初日は買い替えたことを後悔するレベルで使い勝手が悪かったけど、1週間くらい使ってると意外と慣れてきました。ただ、未だに Touch ID の方が圧倒的に便利だなと思います。Apple はいい加減、Face ID と Touch ID を併用して欲しい。
ジップロックに入れてると Face ID は使えない
お風呂に入ってる時はの動画視聴機として使ってます。iPad Pro は防水仕様ではないのでお風呂で使う時はジップロックに入れて使ってるんだけど、ここで気付いたのはジップロック越しだと何をやっても Face ID は使えませんでした。
iPad Air 3 の Touch ID だとジップロック越しでもそこそこ使えててお風呂に入る時も便利だったんだけど、iPad Pro の Face ID だと何をやっても駄目なので、PIN ロックの画面が出てくるまで待つのが面倒くさい。
ジップロックは Lサイズ がぴったりで使いやすいです。私は毎日使ってますが1枚を使いまわしてヘタってきたら新しいのに交換という使い方をしてます。感覚としては2~3週間に1度交換するくらいなので、この 60 枚入りのものであれば当分使えます。
音は格段に良くなったけど、タブレットの領域は出てない
iPad Air 3 と比較すると格段に音質は良くなったけど、iPad Pro のスピーカーだけで完璧かというとそこまでの音質では無かったです。
iPad Pro への買い替えで、以前、以下で紹介した Bluetooth スピーカーは不要になるかなと思ったけど、iPad Pro と言えども物理的な限界(薄い筐体にスピーカーを搭載)はあるようで外付けの音質には遠く及ばなかったので「JBL Flip5」はこれからも活躍してくれそうです。
JBL の Bluetooth ポータブルアクティブスピーカー Flip 5 を購入したのでレビューJBL Flip 5 について購入した理由今回購入した理由については、以下の利用用途で使いたかったからです。 […]
液晶の表示品質は大差なし
iPad Pro には 120Hz 表示に対応した「ProMotionテクノロジー」が搭載されてて結構期待してました。
確かに iPad Air 3 と比べるとヌルヌル感はあるんだけど、正直、どっちでもいいレベルだな。。 動画視聴がメインの人は ProMotion テクノロジー目当てに購入はしない方がいいです。
Youtube を全画面で見る時は、iPad Pro の方が画面比率がちょっとだけ横長なので、少しだけ大きく見ることが出来ます。ここでは、左側の位置を合わせて並べて見ました。ここは買い替えてよかったなと思える点。
USB-C 端子はやっばり便利
ここは分かりきっていることだけど iPad Air 3 の Lightning から USB-C に変わったところは凄く使い勝手が向上。これで家にある Lightning を使っている機器は iPad mini 5 だけになったな。
最後に
iPad Pro 自体には凄く満足したけど、わざわざ iPad Air 3 から買い換えるまでのものでは無かったというのが感想かな。。