Lightroom Classic CC で読み込み時にフィルムシミュレーションを自動適用する方法

  • 2018年11月24日
  • 2020年6月1日
  • Tips

以前のエントリーで、富士フイルムのカメラシミュレーションを Lightroom で適用する方法を書きましたが、一つ一つ手動で適用するのは面倒ですが、Lightroom に読み込み時に自動的に適用することが出来ます。

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自動適用には、Lightroom の「プリセット」機能を使います。

デフォルト設定では、カメラのモデル名ごとに判定されます。なので、複数機種を持っている方は、各機種ごとに行う必要があります。

あと、同じカメラのモデルでも個体ごとにプリセットを変えたい場合(あまり用途はない気がするけど。。)には、「編集」→「環境設定」→「プリセット」から「カメラのシリアル番号に固有の初期設定を作成する」にチェックを入れときます。

 

ここからが本題です。

読み込ませたい時に自動適用させるためには、対象のカメラで撮影した写真を現像モジュールで「プロファイル」で適用させたいフィルムシミュレーションの設定を行います。読み込んだ後に設定を変えたものも適用されてしまうので、自動適用されるのがプロファイルだけにしたい場合には、その他の設定はデフォルトのままにしてください。

 

次に、「現像」→「初期設定」をクリック。

 

現在の設定に更新」をクリックすれば、次回の読み込み時から自動的に設定が反映されます。

 

ただ、手順を見ての通り、撮影時に選択したフィルムシミュレーションが適用出来る訳ではないので、そこだけは注意が必要です。

 

2020/03/22 追記

Adobe Ligthroom Classic が進化してて、撮影時に選択してたフィルムシュミレーションが自動的に適用されるようになってました。

編集」→「環境設定」をクリック。

 

プリセット」タブを選んで、マスターのところをデフォルトの「Adobe初期設定」から「カメラ設定」に変更します。そうすることで、撮影時に選択していたフィルムシュミレーションが、プリセットとして適用された状態で読み込んでくれます。