バイク免許取得!!(教習所入校から免許取得までの道のり)

2021年10月中旬から開始したバイク免許(普通自動二輪免許)を取得したので、これからバイクの免許を取る人の参考になればなと思い、自分への記録も兼ねて書きたいと思います。

バイクの免許を取得しようと思ったキッカケ

カワサキ ZX-25R との出会い

昔からバイクには乗ってみたいなという薄っすらとした気持ちはあったけど、バイクは危ない乗り物だからなという思いもあって乗ることはありませんでした。ただ、2021年8月上旬くらいに Youtube を見てる時に偶然 ZX-25R の納車か乗車レビューの動画がオススメに出てきて、ZX-25R の存在を初めて知りました。

ZX-25R は 2020年9月に発売開始された 20年近くぶりに復活となった 250cc 4気筒のバイクです。最近の250cc のバイクは単気筒や2気筒ばかりでした。(この状況も ZX-25R の存在を知ったあとに知ることになったくらいこれまでバイクのことは知りませんでした)

動画を見た時に見た目エンジン音に一発でヤラれて、ZX-25R の動画ばかりを漁って見てました。で、どうしても我慢できなくなって ZX-25R に乗りたいとなって免許の取得を決断しました。特に以下の Kawasaki Indonesia が公開している動画の音が最高すぎる!(マフラーは純正ではなくヨシムラのレース用に変えられているので日本の公道では楽しむことは出来ませんが。。)

 

バイク免許取得前に ZX-25R を契約

バイクに乗るなら ZX-25R しかないと思って、購入に関しては直ぐに買えるだろうと思っていたら大間違いでした。。

そもそも、コロナ禍でのバイク人気で新車のバイク自体の在庫がなく入手が難しくなっていました。また、ZX-25R に関しては久々の 250cc 4気筒ということでかなり人気があるようで、2020年9月から販売開始された 2021年モデルに関しては、2021年8月の段階では、まったく在庫がない状態でした。中古価格も新車より高いという異常な状態。。

で、私が情報収集を開始した 2021年8月中旬というタイミングがちょうどよくて、2022年モデルの予約が開始され始めるタイミングでした。

購入はカワサキプラザにしたんですが、予約開始が8月下旬の平日の朝からということで、有給を取得し開店前から店頭に並ぶことで無事 ZX-25R の購入を行うことが出来ました。私の車両は 2021年11月の納車予定ということだったので、それまでに免許の取得を行えば問題ないなと思って、あとは免許取得を頑張ることにしました。

 

免許取得のため教習所へ

普通自動車免許を持っていれば学科免除

普通自動車免許を持っている場合には、学科は免除になるので以下の技能教習を受ければ OK です。

  1. 技能第1段階(9時限以上)
  2. 技能第2段階(8時限以上)
  3. 卒業検定

 

教習所は初回教習まで2ヶ月待ちという激混み状態

教習所は都内にある「日の丸自動車学校」に通うことにしました。(山手線に乗ってると目黒駅と恵比寿駅の間にある赤い球体の建物のところ)

コロナ禍からバイク人気が上がっている(レジャーはもちろん、通勤や配達に使いたいなど)ようで、どこの教習所も激混みの状況で直ぐに入校が出来ない状態でした。私が行った日の丸自動車学校も漏れなく激混みで、2021年8月中旬の申込みで入校可能日が最短で10月中旬ということで2ヶ月待ちの状態でした。。

ZX-25R の納車が11月の予定だったので10月中旬からの教習開始ということで、免許の取得を気合を入れて行う必要が出てきました。

いつまで、この状態が続くかはわからないけど、免許の取得を考えている人は、少しでも早く申込みは行った方がいいと思います。

 

教習所に通うために必要なもの

これも教習所によって違いますが、日の丸自動車ではヘルメット等も貸してくれるので、教習時に持参するのは以下のものだけでした。なので、都内に勤務している人とかであれば、フレックスとか半休とかを取れば通いやすいと思います。

  1. 服装は長袖・長ズボン・靴下・手袋 で行くこと(ブーツも貸出用があったので抵抗がなければ借りることは出来ます)
  2. 運転免許証(教習の開始時に教官に見せる必要があります)
  3. ICカード(携帯内蔵でもOK)

 

教習が始まっても予約戦争

10月中旬から教習がスタートしたんですが、想定どおり予約を取るのも難しい状況でした。教習所によってルール等は違いますが、日の丸自動車学校の場合の技能予約は以下のようなコースがありました。

  1. 技能予約2時限コース(通常)
  2. 技能予約4時限コース
  3. 技能予約一括コース

 

通常料金だと2時限先までの予約が可能なコースですが、私はちょっとだけ課金をして4時限コースにしました。4時限コースにすることで予約がある程度柔軟に取れたので、私と同じサラリーマンの人であれば4時限コースがいいと思います。予約一括コースは、初回にすべての予約を取れるコースになってますが、私の仕事の都合上、予定が急に変わることがあるので難しいと思って4時限コースにしました。

ただ、4時限コースでも土曜・日曜の予約取得は難しくて(言っても平日もそこまで容易でもない。。)、私の場合には平日にフレックスを活用したり有給を取りつつ通うことになりました。最終的には平日と休日(土・日・祝)の割合は以下になって入校日から約3ヶ月程度かかってしまいました。

項目内容
入校日2021年10月中旬
技能第1段階2021年10月中旬 ~ 11月中旬(平日:5時限、休日:4時限)
技能第2段階2021年11月下旬~2021年12月下旬(平日:4時限、休日:4時限)
卒業検定2022年1月上旬

 

4時限先まで取れるコースでも、技能第1段階の最後に「みきわめ」があって、そこで教官からの OK で出ないと技能第2段階の予約が出来ません。私の場合は 11月中旬に「みきわめ」で OK をもらいましたが、技能第2段階の予約は11月下旬でしか取れませんでした。。 技能第2段階の1時限目は「シュミレーター」になってるんだけど、シュミレーターは一度に受けれる人数が少ないためか、予約を取るのが凄く難しくて期間が空いてしまいました。

で、卒業検定も同じ仕組みで、技能第2段階の最後で OK が出て初めて卒業検定の予約が可能になるので、最後の教習を受けてから卒業検定まで最低でも1週間程度開くことになります。(日の丸自動車学校では、二輪車の卒業検定は水曜日・土曜日・日曜日に実施されてますが、直近の日程は埋まってて予約を取ることが出来ませんでした)

Webサイトで予約取得が可能ですが、予約サイトの利用のコツは以下でした。この方法で卒業まで約3ヶ月で出来たと思います。純粋に1度の予約だけで再予約をチャレンジしなかった場合には卒業までに約4~5ヶ月くらいはかかったかなと感じました。

  1. 2週間先まで予約が可能なので、一旦、取得可能な日程を取得する(取得できるのは2週間先とかがザラ)
  2. 予約が埋まっていても、定期的に確認することで予約が開く場合が多いので、1日に数回程度予約サイトで空きを確認する
  3. 取得済みの時限予約は表示されないので、一旦取得済みの予約をキャンセルして空きがあるか確認する必要がある。ただし、キャンセルしたタイミングで他の人に予約を取られる可能性があるので、空きが無いと分かったら直ぐに元の予約を取り直す

 

バイクの操作のコツは Youtube がオススメ

教官も丁寧に教えてくれますが、その場で聞いて即実行するのは難しいと思うので、事前に操作に関する仕組みやイメージを掴むことが重要だと思います。教習所で教本はくれますが、正直わかりにくいので私のオススメとしては Youtube がいいです。

特に為になったのは教習所の教官の方がやっている「マッスルバイクちゃんねる」というチャンネルです。オススメの動画をピックアップしておきます。

 

教習所に通ってて一番重要だなと思うのが、クラッチの使い方でした。クラッチ操作は以下の場所では多用する必要があるので半クラッチを意識して使うようにしましょう。特に重要なのが1速での半クラッチ時に、アクセルをしっかりと回すことでした。教習を開始した時は1速でのアクセス操作がシビア過ぎて怖かったですが、半クラッチを意識すると凄く乗りやすくなりました。

  1. バイクの発進時
  2. 坂道発進
  3. 一本橋
  4. クランク、S字

 

卒業検定のコツ

教習中に関しては、教習開始時に慣らし運転のために教習所内を簡単に1~2周程度回ってバイクに体を慣らしてから、その時の時限に従った教習が行われますが、卒業検定に関しては、鳴らし運転が一切なく、いきなり検定の実施となります!

この部分が一番難しいところで、さっきも書いたとおり技能第2段階の最後の教習から1週間以上空いてからの検定受験になるので、バイクに体が慣れていない状態でイキナリ開始されるところです。検定コースは外部には公開されてないので詳細は避けますが、初めは外周などを回るところがあるので、その短時間の間にバイクに慣れる必要があります。

その他の私が感じた卒業検定の合格のコツは以下です。

  1. 合格は70点以上なので完璧を目指す必要は無い
    100点満点からスタートして、最終的に 70 点以上あれば合格となるため、ちょっとミスしたからと言っても慌てず検定を続けましょう。私も緊張しすぎてスタート時にスタンドを払い忘れてエンストして焦りましたが、このことを思い出して何とか平常心を保ちました。
  2. 一発不合格になることは何としても避けること
    基本的には減点方式となりますが、何点かについては一発不合格になる項目があるので、その部分に関してはなんとしても避けるようにしましょう。一発不合格を回避するために減点になると分かっていることを敢えてやっても大丈夫です。私は、一本橋に自信がなかったので7秒以上を気にせず、5秒台で駆け抜けました。
    一発不合格になる項目などはネットで調べれば出てくるので、自信がないとこは確認しておきましょう。
  3. コースはしっかりと覚えてから望むこと
    減点が積み重なると不合格になるため、方向指示器の出し忘れや確認し忘れでの減点を避けるために、次に曲がる箇所等をしっかりと覚えておいて、くだらない減点を避けるようにしましょう。減点については、一本橋やスラローム等で使えるようにしておくと楽にクリア出来ます。
  4. 一本橋は時間を気にせず、基準時間を満たして無くても渡り切ることを心がけること
    私は教習中から、一本橋に関してはあまり安定感が無くて自身がなかったので、脱輪して一発不合格を避けるため減点される前提で早い時間で駆け抜けました。1秒早いごとに5点減点になりますが、私は5秒台という高速で渡って 10点減点になっていたと思いますが合格することが出来ました。
  5. 急制動は、2速でしっかりと 40 km まで加速すること
    急制動のコツは、どれだけしっかりと早い段階で加速することだと思いますが、一番速度に乗せやすい2速で 40km まで加速させて、3速については速度維持のためだけに使いましょう。そうすることで、ブレーキポイントのタイミングでは減速が始まる感じに出来るので簡単に止めることが出来ます。

 

 

免許の併記に試験センターへ

普通自動車免許を持っている人は、教習所の卒業証明書を持って行けば「併記」を行うことが出来ます。私が直前まで気づかなかったのが「併記」に関しては「平日」しか実施していないということでした。この部分に関しては各試験場の詳細を確認して欲しいですが、都内にある以下の3箇所については平日のみの実施でした。

  1. 鮫洲運転免許試験場
  2. 江東運転免許試験場
  3. 府中運転免許試験場

 

通常の免許の更新に関しては日曜日も実施しているため、日曜日の午前中に終わらせて、その足でカワサキプラザに納車に行こうと計画していましたが、計画が狂ってしまい、納車を1週間遅らせていただきました。

 

最後に

このブログは写真ブログがスタートだったけど、今後はバイクネタも増やして行きたいと思います。バイクとカメラの相性はいいと思うのでバイクで遠出した際に撮影をおこなって行きたいと思います。

次からは、納車予定の ZX-25R の紹介や初めてバイクに乗るために準備した備品類とかも紹介していきたいと思います。