Amazon のブラックフライデーで、ゼンハイザーの IE200+4.4mmバランスケーブルが安くなっていたので購入してみたので紹介。
今使っているイヤホン、ヘッドフォン関連
私の有線イヤホンの利用シーンは限定的で、以下のような感じです。
- 通常はデスクトップ上に設置しているスピーカー(Eclipse TD307mk3)を使用
- 大きな音で聞きたいときには有線ヘッドホン(ゼンハイザー HD6XX)を使用
- 風呂上がりとかヘッドホンを付けると髪に変な癖が付きそうな場合には、有線イヤホンを使用
- ヘッドホンを長時間付けててキツくなったときに有線イヤホンを使用
- 外出時は完全ワイヤレスイヤホン(Technics ATH-AZ80)を使用
- ベットに寝ながらいい音を聞きたいときはワイヤレスヘッドホン(Edifier STAX SPIRIT S3)を使用
という感じで、有線イヤホンをメインとしては使ってないんだけど、デスクトップ上のスピーカーと HD6XX の音が良すぎるというのがあって、有線イヤホンにはそこそこの実力が求められる環境になってます。
有線イヤホンのメイン機は、以下で紹介した「LETSHUOER S12 Pro」ってやつを使ってます。この有線イヤホンはめちゃくちゃ音が良くて不満なく使ってます。
平面磁気駆動ドライバーを採用した「LETSHUOER S12」というイヤホンが凄くいいと評判を見てたんだけど、有線イヤホンの利用頻度的に購入の優先度を下げてたので購入はしてなかったんだけど、最近有線イヤホン熱が上がってきて買おうと思ったら「[…]
正直、有線イヤホンについては「LETSHUOER S12 Pro」に満足しているので新しいのを買うっていう気持ちはまったくなかったんだけど、今年の春くらいに購入して以下で紹介した有線ヘッドホンの「ゼンハイザー HD 6XX」の音が良すぎて、ゼンハイザーにいい印象を持ってて、いつかゼンハイザーのイヤホンを試して見たいと思ってました。
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この前の Amazon ブラックフライデーを覗いてると、「ゼンハイザー IE200」と「4.4mmバランスケーブル」のセットがかなり安く売られてる(通常だとセットで約35,000円のところ 21,800円)のを発見して、IE200 について調べてみると評判もよさそうだったので、ゼンハイザーの有線イヤホンサウンドが気になったので購入してみることにしました。
ゼンハイザー IE200
ゼンハイザーの有線イヤホンラインナップ
ゼンハイザーの有線イヤホンラインナップについては、リスニング用とモニター用で別れているようです。モニター用は後ろに「PRO」が付くみたいでわかりやすい。
カテゴリ | 製品名 | 実売価格 |
リスニング | IE200 | 約 21,000 円 |
IE600 | 約 100,000 円 | |
IE900 | 約 190,000 円 | |
モニター | IE100 PRO | 約 12,000 円 |
IE400 PRO | 約 53,000 円 | |
IE500 PRO | 約 78,000 円 |
解像度バリバリよりも聴いてて心地いいイヤホンの方がいいのでリスニング用の IE 200 はぴったりかなと思って選びました。
ゼンハイザー IE200 の開封
外箱はこんな感じ。
梱包は至って普通。
内容物としては、イヤホン本体・ケース・イヤーピース(シリコンタイプとウレタンタイプの各S、M、Lサイズ)になってました。
IE200 は Share掛けタイプです。私はこのタイプが好きです。耳の部分にガイドが付いてるので装着は楽でした。
シェルの内側に IE200 の刻印がされてました。
イヤーピースを外すとこんな感じ。イヤーピースを装着するノズルの部分をよく見てもらうと分かるけど、溝が切られてます。この溝を利用してイヤーピースの装着位置を変えることで音を変化させることが出来る「デュアルチューニングシステム」というのが搭載されています。ただ、標準付属のイヤーピースでしか対応出来ません。
ゼンハイザー 4.4mm バランスケーブル
IE200 は MMCX 端子が採用されているけど、ゼンハイザーの MMCX は形状が特殊なので、通常の MMCX のケーブルは使えないことが多いみたいなので、ゼンハイザー純正の 4.4mm バランスケーブルがセットになっているものを購入しました。梱包はめっちゃ簡素。
袋から出すとこんな感じ。
上が 4.4mmバランスケーブルで下が標準付属の 3.5mmシングルエンドのケーブルです。ケーブル自体の質感は一緒。
シェルからケーブルを外すと MMCX 端子を確認できます。少し奥まったところにある形状がゼンハイザー特殊な形状なのかな?
この 4.4mmバランスケーブルは単品で購入すると約15,000円もする高級品。。ただ、さっきも言ったようにゼンハイザーの MMCX 形状は特殊で、通常の MMCX 形状のケーブルを買っても使えないみたいなので、4.4mm バランス接続をする際には純正ケーブルを使うのが無難っぽいです。
付属のイヤーピースが合わない。。
IE200 にはシリコンタイプ(S、M、Lサイズ)とウレタンタイプ(S、M、Lサイズ)が付属してるので、大抵の人の耳には合うと思うんだけど、私の耳だとどれを付けてもしっくりこない感じでイマイチの装着感でした。。
シリコンタイプのMサイズは標準でイヤホンに装着されていたので、以下の写真には写ってないです。
あと、到着感がイマイチのせいか低音が抜け気味に感じて、音の厚みを感じづらかったです。。
イヤーピースを AZLA SednaEarfit Crystal に交換すると完璧
手持ちのイヤーピースとして3種類くらいもっているので色々と試してみると「AZLA SednaEarfit Crystal」を使うと装着感が完璧になりました。
「AZLA SednaEarfit Crystal」の設計方針として「「圧迫ZERO設計」をキーワードにシリーズ史上最も長時間着けていても疲れにくい最高のクオリティーを目指して開発。」として開発されているだけあってお気に入りのイヤーピースなのもあって凄く快適なつけ心地になって、密着感が上がったからなのか低音も改善しました。
標準のイヤーピースが合わないなと思ったら「AZLA SednaEarfit Crystal」がオススメです。
ただ、IE200 の特有の機能として「デュアルチューニングシステム」あって、イヤーピースの装着位置を変えることで音を変えることが出来るシステムがあるんだけど、この機能を使うためには標準付属のイヤーピースでしか使えないので、イヤーピースを交換すると使えなくなります。
一応、「デュアルチューニングシステム」を試しはしてみたけど、低音がスカスカになる感じで好みではなかったので、私は使わないなと思ってイヤーピースを交換して使っていく予定です。
うーん、音は可もなく不可なく
再生は「Windows PC」→(USBケーブル)→「SMSL D400EX」→(XLR→4.4mmバランス)→「iFi audio ZEN CAN Signature 6XX」の環境で試聴しています。
IE200 単体の実売価格は約18,000円くらいで、音に関しては値段相応かなといったところでした。音にこれといった特徴がなく、良くも悪くも普通の音に感じました。ただ、聞き疲れをしないような感じの音なので長時間利用するならアリだなとも思ってて、個人的にはゲームをする時にいいなとも感じました。ゲームをするときは2~3時間位つけっぱなしの時があるので相性はいい感じです。
あと、IE200 はシェルの重量も軽いしケーブルも軽量なので、長時間つけてても負担がないのがいいです。
ただ、音楽を楽しく聞くという用途なら、メインの有線イヤホンとして使ってる「LETSHUOER S12 Pro」の方が圧倒的にいい。中高音は透き通っててキレイな音だし、低音も心地よい感じで出てるのでオススメです。「LETSHUOER S12 Pro」は IE200 よりも少し高いけど、標準で 3.5mmシングルエンド接続と 4.4mmバランス接続に対応してて 4.4mm を使うなら IE200 + 4.4mm バランス接続よりも安いのでお得でおすすめです。
平面磁気駆動ドライバーを採用した「LETSHUOER S12」というイヤホンが凄くいいと評判を見てたんだけど、有線イヤホンの利用頻度的に購入の優先度を下げてたので購入はしてなかったんだけど、最近有線イヤホン熱が上がってきて買おうと思ったら「[…]
最後に
ゼンハイザー HD 6XX の音の傾向を期待して購入すると、まったく方向性の違うイヤホンだったけど、直ぐには手放さずにゲーム用として使っていこうかな。