バイク用のヘルメットとしては Z-8 を利用していて、シールドに中華製のフォトクロミックシールドを購入してみたので紹介します。気になっている人も多いはず。
フォトクロミックシールドって?
一応、フォトクロミックシールドを知らない人に説明すると、紫外線が当たるとスモークになってくれて紫外線が当たらないとクリアシールドになります。そのため、通常のスモークシールドとかだと日が落ちてからだと視認性が悪くて危ないですが、フォトクロミックシールドであれば日中帯はスモークシールドで日が落ちたらクリアシールドとして使えるので凄く便利です。
SHOEI 純正のフォトクロミックシールドの説明は以下の動画にあります。
中華製に手を出した理由
私は元々、SHOEI 純正のフォトクロミックシールドを購入して1年程度使ってました。ただ、この前インカムを取り付ける時に手が滑ってヘルメットを地面に落としてしまいました。。
その際に地面に接触したのが幸か不幸かシールド部分だけで、帽体には傷はつかなかったんだけどシールドに傷がついてしまいました。シールドに傷が入ったので視界としては常に水滴がついているような見え方になって、我慢しようと思えば我慢はできるけど凄く気になる状態になってしまいました。。
で、新しい純正のフォトクロミックシールドを再購入しようかなと思ってサイトを確認したら、もともと高額なシールドだったけど 2023年3月1日 に価格改定が入ったみたいで 26,400円(税抜価格24,000円) という衝撃価格になってました笑
流石にこの金額を出すのはキツイなと思って調べて見ると、中華製のシールドが出ているのを発見して値段も約1万円だったので、ダメ元で試してみようと思って購入することになりました。値段的に 2.5 倍の価格差はかなり魅力的です。
シールドはフォトクロミックシールドが最強
Z-8 用のシールドとしては、以下を持ってます。
- CWR-F2 クリアシールド(ヘルメットに標準で付いているやつ)
- CWR-F2 フォトクロミックシールド
- CWR-F2 スモークミラーシールド(ファイアーオレンジ)
やっぱり見た目的にはミラーシールドがカッコいいと思ったので「③」のミラーシールドを買って少しの間使ってたんだけど、やっぱり日が落ちてからの視認性が悪くて運転できないことは無いんだけど、集中力を使う感じで運転してて疲れちゃうので、結局使わないようになってしました。。
フォトクロミックシールドであれば、付替えを行うこと無く明るい日中帯も暗くなってからも問題なく使えるので便利過ぎました。
中華製のフォトクロミックシールドはどうなの?
で肝心の中華製のフォトクロミックシールドを試した感想です。
到着までに約2週間
商品自体は中国からの国際郵便なので時間がかかります。私の場合は約2週間弱で到着しました。そのため、急ぎの人は気を付けたほうがいいと思います。
外観のチェック
中華でよくありがちな袋に入って送られてきました。
袋の中の緩衝材としてはこんな感じ。
梱包的に若干の不安はあったけど特に破損等はありませんでした。
基本的には CWR-F2 互換みたいなので、CWR-F2 に対応している Z-8 とかに使えるみたいですが、純正とは若干作りが違う部分がありました。この写真は中華製のシールドです。
こっちが純正のフォトクロミックシールドです。
中華製もピンロック位置が同じです。
PINロックの位置は純正と同じだったので、純正の「CWR-F2 PINLOCK EVO lens」をそのまま使うことができました。なお「CWR-F2 PINLOCK EVO lens」は生産終了になっているみたいで、現在は「SHOEI DRYLENS 304」に置き換えられているようです。
Z-8 に取り付けてみる
実際に Z-8 に取り付けてみました。
感想としては以下です。
- 取り付ける時に、純正よりも若干違和感があってハマりづらい?感じ
- 純正だとシールドをロックする時にカチッというけど、中華製だと明確にカチッと言う音がしないでロックされる
という感じで、純正に比べると若干精度が悪い感じですが、ただ、使う分には全く問題ない範囲ですね。特に私は純正を使っている時でもロックすることはほぼないので全く問題ない感じ。中華製でロックをしない状態で東名高速の 120km 区間を走ってみました勝手に開くなど無く問題なく利用できました。
フォトクロミック性能は?
で、肝心のフォトクロミック性能はというと、今のところ純正との違いを感じない使い勝手で凄くいい感じ。太陽に当たると純正と同じようにこんな感じでスモークになります。変化するスピードも純正との違いを感じません。
あと、純正のフォトクロミックシールドもだけど経年劣化で効果が薄くなるから、使わない時は紫外線に当てないように保管する必要があります。経年劣化が分かってて 2.6 万円の高価な純正に手を出しづらい人も中華製で約1万円ってのは魅力ですね。
最後に
少しだけ精度が甘いけど、値段を考えると十分使えると思うので、これまで高額すぎてフォトクロミックシールドに手が出なかった人は試してみる価値はあると思います。