富士フイルムが X シリーズと GFX シリーズ向けの SDK を提供開始!

昨日付けのニュースリリースで、X シリーズと GFX シリーズ向けに SDK の提供開始がアナウンスされてました。

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、ソフトウェア開発者ご自身による富士フイルムの「X/GFXシリーズ」カメラをPCからコントロールするアプリケーションソフトウェアを開発するライブラリー「FUJIFILM X Series and GFX System Digital Camera Control Software Development Kit (SDK)」を4月22日より提供します。
今回提供するSDKの使用により、富士フイルムの対応カメラで撮影した画像をWindows*1 PC や Mac*2へ自動転送したり、対応カメラをPCからリモート制御することが可能になります。なお、本SDKでは富士フイルムの対応カメラで撮影したRAWデータを現像する機能は提供しません。
引用:https://fujifilm-x.com/ja-jp/global-news/2021/0422_3974408/

 

SDK は個人ユーザーにも無償提供されてて、既にダウンロード可能になってました。試しにダウンロードしてみると API の仕様が PDF に書かれててざっと見た感じだと大抵のことはできそうです。

FUJIFILM X Series & GFX – Global

FUJIFILM X/GFX Series Camera Control SDKは、ソフトウエア開発者ご自身による、富士…

 

SDK 自体は普通のユーザーが使うものじゃないけど、これを使ってアプリの開発が出来るようになるので、富士フイルムのソフトウェアって使い勝手が微妙なものが多いので、富士フイルム好きの凄腕開発者がいれば、いい感じのアプリを作ってくれるかもしれないという期待は膨らむ。

 

ただ、現時点で対応しているカメラについてはかなり絞られてて、Xシリーズであれば、X-T3/X-T4/X-Pro3 の最新機種だけでした。。

いい感じのアプリが出ても、私が持っている機種(X-H1、X-S10、X-Pro2)はどれも対象外だったので、今後拡大して欲しいな。