撮影スタイルとしては静止画のみだけど、野鳥や動物は動いている姿の方が可愛さが伝わるので、撮影の合間に動画を撮ることがあります。X-T2 を使ってる時は、あまり撮らなかったけど、X-H1 を購入してから動画と ETERNA の相性が凄く好きなので、ちょこちょこ撮ることが増えました。
これまでのレビューは以下です。
前置きX-T3 は買う予定はなかったけど、レンタルサービスで使ってみて、AF 性能が爆上げだったので、勢い余って購入しちゃったので、レビューします。まずは、開封&ファーストインプレッション編です。詳細なレビューはもう少し使い込ん[…]
気になっている人もいるかもしれないので、X-T2 と X-T3 の比較を簡単にしたいと思います。 X-T3 の開封編もあるので、興味がある方はどうぞ。[sitecard subtitle=関連記事 url=[…]
X-T3 の動作撮影能力
動画メインの人は、動画機能の細かいところまで気になるだろうけど、私の場合には、動画がメインではないので、あまり細かなところはよくわかりません。。
ただ、X-T2/X-H1 世代と比較すると静止画でもそうだけど、AF 性能が上がっているので、動画撮影をするのが凄く楽になりました。AF での迷いがないので、安心して撮影をすることが出来るし、撮影中でも安心してフォーカスを合わせ直すことが出来ます。
X-H1 だと、超望遠を使ってる時は AF に不安があるので、動画撮影中にフォーカスを合わせ直すと AF が戻ってこないかも(後ろにピントが抜けると)という不安がちょっとだけあるので、AF ボタンを押すのに、ちょっとドキドキします(笑)
撮影時の設定
動画については詳しくないので、なんとなく決めた値なので、深い意味はありません。。
設定項目 | 設定値 | 設定意図 |
動画モード | 4K 29.97p | とりあえず一番高い解像度で。 |
H.265(HEVC)/H.264 | H.265(HEVC) | 富士フイルムの技術者のインタービューか何かで、X-T3 の動画はセンサーの影響だったか、H.265 に最適化されているとか言われていたので。。 詳しくは忘れました(笑) |
動画圧縮方式 | ALL-I | Long GOP か ALL-I で選べますが、画質重視で。 |
フィルム シミュレーション | ETERNA | ここの設定が一番重要!X-T3 は log 撮影も出来るけど、下手に log で撮影してカラグレするよりも、ETERNA の方が圧倒的にいい感じに撮れる! |
ホワイトバランス | AUTO | AUTO で困ったことはないので、とりあえず AUTO で。 |
ダイナミックレンジ | DR100 | なんとなく。。 |
動画 AF モード | エリア選択 | 決めた被写体にピントを意図的に合わせたいため。 |
4K 映像出力先 | SD 4K HDMI 4K | SD に保存 |
一番重要な設定は、フィルム シミュレーションの ETERNA だけかな。
ETERNA で動画を撮るとなんかいい雰囲気に撮れてくれるので、富士フイルムを使っている特権かな。
必要な容量
上記の設定で撮影を行った場合は、1分の撮影で約 3 GBの消費になります。そのため、最大の29分59秒まで撮影すると、約 90 GBの消費になるので、大き目の SD カードを用意しておいた方がいいです。
私の使い方としては、スロット毎に用途を分けて保存する設定にしていて、高速連写をしたときに少しでもバッファの開放を早くするため写真用には高速タイプを使って、動画用は最低限の書き込みスピードのもので容量を確保しています。
- スロット1: 写真用 SanDisk Extreme PRO UHS-II 300MB/s 64GB
- スロット2: 動画用 SanDisk Extreme PRO UHS-I 95MB/s 128GB
作例
シマリスを撮影しました。レンズは XF100-400mm を使ってます。手持ちでの超望遠なので、DaVinci Resolve 15 のスタビライザーを使って、手振れを軽減させてます。
※シマリスを撮りに行った時のエントリーはこちら
= 2019年5月12日追記 =
カワセミの動画も追加しました。