自宅ではデスクトップPC の他に、ノートパソコンとして Macbook Pro 13インチ 2016 を使ってますが、気持ち的にあまり雑に扱えないので、雑に扱えるノートパソコンが欲しいなと思って、中古でノートパソコンを買ってみたけど結論としては失敗だった話。
購入した構成について
ブラウザだけ使えればいいかなということで、スペックはどうでも良かったけど、とりあえず購入したスペックはこんな感じ。
項目 | 説明 |
製品名 | 東芝 dynabook R734/M |
CPU | Intel Core i5 4310M(2Core, 2.70GHz) |
メモリ | 4 GB |
ディスク | 500 GB HDD |
その他 | 13,3インチHD解像度、Win10 |
発売は 2014年7月で企業向けに販売されていたモデル。おそらく、企業で大量リースされててリースアップで回収されたものの放出品だと思うので、dynabook R734 は大量に中古市場に出回っています。
今回はドスパラの中古販売サイトで 税込 23,035円(本体:21,492円+送料:1,543円)で購入しました。
ちなみに、メインで利用しているデスクトップPC は以前紹介した以下の構成です。
プチカスタマイズ
システムドライブを HDD から SSD に換装
システムドライブが HDD のパソコンは久々に使ったけど、体感スピードが遅すぎてストレスが溜まるレベルなので、前回メインPCを更改した際に旧PCで使っていた SanDisk の 240GB SSD が余っていたので、その SSD を使って換装。
まずは、交換前の HDD のベンチマークはこんな感じ。最近の UHS-II の高速な SDカードにも負けてるレベル。。まぁ、ノートパソコン用の 2.5インチの HDD だと一般的なスピードだけど。
今回購入した dynabook R734 は HDD の換装が凄く簡単に出来ます。裏にある4本のネジを外すだけ。ただ、このネジは精密ドライバが必要です。
裏蓋を外すとこんな感じ。HDD はネジでは固定されてなくてハマってるだけでした。
SanDisk の SSD を入れるとこんな感じ。
Windows 10 再導入
SSD に入れ替えたので Windows 10 のインストールを行う必要があります。インストールメディアを持ってなかったので、インストールメディアを準備する必要があるけど、最近は Microsoft の公式サイトでインストーラーの作成ツールが配布されています。
まずは、以下の Microsoft 公式サイトにアクセス。
「ツールを今すぐダウンロード」をクリック。
ダウンロードした「MediaCreationTool1903.exe」をダブルクリック。
「同意する」をクリック。
「別の PC のインストール メディアを作成する (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル)」を選んで、「次へ」をクリック。
インストール対象のエディションとかアーキテクチャを選んで「次へ」をクリック。
「USB フラッシュ ドライブ」を選んで、「次へ」をクリック。
Windows 10 のインストーラーを入れる USBメモリを選択して「次へ」をクリック。
データがダウンロードされるのでしばらく待ちます。
「完了」をクリック。
対象の USBメモリ内にブータブルの Windows 10 のインストーラーが作成されます。
起動時に「F2」キーを押して BIOS 画面に入って、BOOT順を「USB Memory」を一番上に設定し、作成した USB メモリから起動するようにしたら後は Windows 10 のインストールを行います。
今回購入した中古ノートPCは、中古パソコンの販売元(今回はドスパラ)側で Microsoft Authosized Refurbisher(MAR)プログラム というもので、Windows 10 がクリーンインストールされているものでした。
SSD に入れ直したので、どうやって OS の再認証をするのかなと思ってたけど、何もせずにライセンス認証がされている状態でした。Microsoft 側でハードウェア構成を覚えてて、自動認証でもしてるのかな?
メモリを購入時の 4GB に 8GB を追加して合計 12GB に
購入した状態ではメモリは 4GB でウェブのブラウジングぐらいなら問題ないけど、Windows 10 で 4GB はちょっと心もとないので 8GB を追加して合計 12GB にしてみました。メモリの規格としては低電圧版の DDR3L-12800 だったので、CFD のものにして見ました。
通常は同じ容量、同じスペックのメモリを追加することでデュアルチャネル動作になるけど、使用用途的にメモリアクセスを体感できるようなものは無いと思ってシングルチャネルでもいいかと思って違う容量を追加してみたけど、CPU-Z で確認してみると、デュアルチャネル動作になってました。
換装結果
SSD への換装した結果としてはこんな感じで、同じ PC とは思えないくらい快適になるので、SSD も安くなったので換装をオススメ。
項目 | 交換前(HDD) | 交換後(SSD) |
電源Off 状態からデスクトップが表示され、ディスクアクセスが落ち着くまでの時間 | 約 2 分 2 秒 | 約 16 秒 |
Google Chrome の初回起動 | 約 14 秒 | 約 2 秒 |
換装後の CrystalDiskMark の結果はこんな感じで HDD とは異次元なスピード。
失敗だった話
ここまでいろいろやって来たけど、今回の購入は失敗でした。。
原因としては「液晶の表示品質がめちゃくちゃ悪い」です。
液晶以外のスペックは必要十分でしたが、ビジネス向けモデルだったためか、液晶の品質が悪すぎて使う気が起きない。。
- 画面が青色に転びすぎ(設定で無理やり修正したけど、直しきれないくらい酷い)
- TN 液晶のため視野角狭すぎ(TNの中でも悪い方だと思う)
- 解像度が HD(1,366×768ドット)で 13.3インチだとドットが目立つ(これは買う前から想像は出来てたけど)
ということで、私のブログを見ていただいている方は写真もやっている人が多いと思うけど、ノートパソコンを購入する際は液晶の品質はしっかりとチェックしてから購入しましょう。(逆に言うと液晶の表示品質を気にしない人は買っても問題なし)
格安で売られているノートパソコンは液晶のコストダウンのためにイマイチなものが多い印象。私は Windows か Mac だと Windows 派だけど、今売られているノートパソコンであれば Mac はどれも液晶はキレイなので安心して買えます。(その分高いけど)
ちなみに Macbook Pro 13インチとの厚みの比較はこんな感じ。外に持ち出そうとは思えない厚さ。
Windows のノートパソコンは格安のものから高いものもまであって、液晶の品質はメーカーや機種によりバラバラなので店頭で確認してからの方がいいと思います。まともな液晶を搭載している機種を見ると15万円くらいはしちゃうので、そう考えると Mac と同等の金額になるので、Mac はそこまで高くは感じなくなる。
2020/06/10 追記
色々と物色してると凄く魅力的なノートパソコンを発見!
何かというとファーウェイから販売されいている 15インチノートパソコンの「HUAWEI MateBook D 15」という機種。
このノートパソコンの何が凄いって、値段がめっちゃ安い! 現時点の Amazon の価格だと約66,000円で販売されてます。
これまでの格安ノートパソコンって安いなりの内容だったんだけど、この MateBook D 15 の場合には必要十分なスペックを満たしてて、普通に使う分には不満が出ないであろう構成が凄いところ。
具体的なスペックとしてはこんな感じで、テレワーク時の仕事用パソコンとしても最適?なレベル。
- CPU : AMD Ryzen5 3500U(4コア、8スレッド、2.1GHz)+ Radeon Vega 8(8コア)
- メモリ : 8GB
- ディスク : 256GB PCIe SSD
- ディスプレイ: 15.6インチ IPS 1920×1080(フルHD)
- ワイヤレス : 無線(IEEE 802.11a/b/g/n/ac, 2.4 GHz and 5 GHz, 2 x 2 MIMO)
Bluetooth 5.0 (Bluetooth 4.2, Bluetooth 2.1 + EDRと互換性あり) - カメラ : フロントカメラ:約100万画素
- コネクタ : USB-A 3.0 x 1、USB-A 2.0 x 2、USB-C x 1、HDMI x 1、3.5 mm ヘッドフォンジャック
- 重量 : 1.53 kg
- OS : Windows 10 Home
値段に対するスペックが魅力的すぎて、まじでポチろうかな。。