FUJIFILM X-T3 のファームウェア Ver.3.00 は AF性能が落ちた?

X-T3 の最新ファームウェアの Ver.3.00 が 2019年4月16日に公開されてから野鳥撮影に使っているけど、明らかに AF 性能が落ちた気がしています。。

公式サイト発表での前バージョン(Ver.2.10)からの改善点は以下が謳われています。

  • 顔検出/瞳AFの追従性・安定性の向上
  • 新機能「顔セレクト」を搭載
  • 距離が離れた被写体へのAF合焦スピードの向上
  • タッチパネルの使い勝手・反応速度向上
  • 瞳検出時顔枠表示変更
  • EVF時タッチパネル操作追従性改善
  • フリッカー低減連写速度改善
Fujifilm X

 

Ver.3.00 では主に顔検出や瞳AF 性能が上がってるようだけど、何が影響してるんだろ。特に AF 性能が落ちたと思うのが、

  • 小さい被写体への AF 合掌性能
  • 背景に高コントラストのものがあると、合わせたい手前の被写体に全くピントが来ない
  • 動画撮影だと、上記の状態だと AF を合わせようともしない

具体的には、この写真の構図でも発生しました。撮影環境としては、カワセミは日陰に居て背景に太陽が当たっているので、背景が高コントラストの状態となっています。

この状態だと静止画の撮影では、何度かピント合わせを行って、やっと合いました。カワセミがこの場所に数分間居てくれたので動画も撮ろうとしたんですが、ピントが全く合わず諦めました。。

X-T3, XF100-400mm, XF1.4X TC

Ver2.10 まではこの状況でも AF は問題なく合っていたので快適に使えていました。

感覚としては、X-T2 とかの世代を使っているくらいになってる。どうにかしてファームウェアのバージョンを以前のバージョン(Ver.2.10)に戻す方法はないものか。。