Sennheiser HD 6XX をバランス接続にリケーブルで完全体に!

Sennheiser HD 6XX をバランス接続にリケーブルしたので紹介。

Sennheiser HD 6XX をアンバランス接続で約2ヶ月使用

Sennheiser HD 6XX は以下で紹介したとおり 2023年4月に購入して約2ヶ月程度、通常のアンバランス接続で使ってきて標準状態を十分味わったので、そろそろバランス接続を楽しみたいなということでリケーブルすることになりました。

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Sennheiser HD6XX 開封

 

Sennheiser HD 6XX をバランス接続にリケーブル

音光堂から発売されているケーブルとして「MOGAMI 2947」が利用されている以下のケーブルにしました。私の利用環境的に長めが欲しいので 3m にしました。ケーブルはしなやかでタッチノイズも無くいい感じです(ケーブル長は最短 50cm から 50cm 刻みで選べます)。同梱の説明書を見ると、1本1本手作りで作ってる広島の会社みたいです。よくよく Amazon の購入履歴を見たら、スピーカーケーブルもここのやつを買ってた笑

MOGAMI 2947 ゼンハイザー用 HD580/HD600/HD650対応 4.4mm 5極 バランスヘッドフォンケーブル

 

ヘッドホン側のコネクタをアップにするとこんな感じ。よく見ると分かるけどピンの太さが違うので刺す時は向きに気を付けましょう。

MOGAMI 2947 ゼンハイザー用 HD580/HD600/HD650対応 4.4mm 5極 バランスヘッドフォンケーブル

 

利用しているヘッドホンアンプ(ZEN CAN Sigurature)が 4.4mm バランス接続なので、コネクタは 4.4mm タイプです。

MOGAMI 2947 ゼンハイザー用 HD580/HD600/HD650対応 4.4mm 5極 バランスヘッドフォンケーブル

 

Sennheiser HD 6XX の標準ケーブルはこんな感じです。コネクタ部分を持って下に引っ張れば直ぐに外れます。

HD 6XX バランス接続へリケーブル

 

ケーブルを外すとこんな感じ。

HD 6XX バランス接続へリケーブル

 

購入したケーブルを接続するとこんな感じで、左右もわかりやすい。

HD 6XX バランス接続へリケーブル

 

ヘッドホンアンプはお気に入りの ZEN CAN Signature 6XX です。

HD 6XX バランス接続へリケーブル

 

全体の構成はこんな感じです。

#機器名説明
デスクトップPC
(Windows)
・メインの Windows デスクトップパソコン
・音楽は Amazon Music Unlimited で再生
・Youtube とか動画を再生
↓↓・USBケーブルで接続(エレコムオーディオ用)
・iFi iPurifier 3 を接続
ZEN DAC Signature
(USB DAC)
・USB DAC
・外部電源(iFi iPower X)を接続し駆動
・音声出力は固定(FIXED)
・4.4mm バランスで出力
↓↓・iFi 4.4mm to 4.4mm cable
ZEN CAN Signature 6XX
(ヘッドホンアンプ)
・ヘッドホンアンプ
・4.4mm バランスで入力
・音量調整はここで実施
↓↓・今回購入したバランスケーブルで接続
Sennheiser HD 6XX
(ヘッドホン)
・ヘッドホン

 

バランス接続での音質の変化は?

めっちゃいい!

Sennheiser HD 6XX はバランス接続で使わないともったいない!

 

以前紹介した SHURE SRH1540 もバランス接続にリケーブルして良くなったけど、HD 6XX の方がアンバランス接続とバランス接続の違いが大きいな。

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SHURE SRH1540 を 4.4mmバランス接続にリケーブル

 

Sennheiser HD 6XX をバランス接続にして初めて音を出したときに思わず「おぉっ」って言っちゃいました笑

バランス接続にすることによって分離感が良くなったのか音の粒立ちが良くなった感じで音が凄くキレイに聞こえるし、低音の締まりも良くなったな。よくいうベールを1枚脱いだような感じというのがピッタリ笑

ライブ映像を見てみたんだけど臨場感がやばいな。。ライブ映像の音って観客の声とか会場の広さによって反響音とかいろんな音が混じってると思うんだけど、それぞれの音がキレイに分離して聞こえるから、めちゃくちゃ自然な音に聞こえて臨場感が凄い。

好きなアーティストが居て、ライブ映像とかをよく見る人は絶対に買ったほうがいい。めっちゃいいよ。イヤホンでは絶対に到達出来ない音を体験できます。ただ、HD 6XX はインピーダンスが 300Ω と高いのでしっかりとしたヘッドホンアンプを用意しましょう(4.4mmバランス出力を持っているアンプなら基本は問題ないレベルだとは思います)

 

最後に

Sennheiser HD 6XX はバランス接続に変えると誰でも分かるくらい音が良くなるので、アンバランス接続(3.5mm or 6.3mm)で使っている人は、ぜひバランス接続(4.4mm)を試してほしい。ただ、バランス接続するためには再生機器側に 4.4mm の出力機能が必要なので、ちょっとした投資が必要だけど、めちゃくちゃいい音楽体験ができると思うので投資する価値はあると思います。

 

私が使っている ZEN CAN Signature 6XX は HD 6XX 専用の EQ カーブも搭載しているのでオススメです。

 

ただ、ZEN CAN Signature はパソコンとは直接接続出来ないので、間に DAC が必要になって ZEN DAC Signature も合わせて購入すると10万円近くしちゃいます。。

 

値段を抑えて 4.4mm バランス出力が欲しい人は、DAC とヘッドホンアンプが搭載されている ZEN DAC がオススメです。3万円以下くらいで入手できると思います。HD 6XX が約3万円でリケーブルが約1万円なので合計で7万円くらいになるかな?