パソコン用モニターとして、有機ELのウルトラワイドモニター「LG 44.5インチ UltraGear OLED 5K2K(45GX950A-B)」を購入したので紹介。
- 1 これまで使っていたモニター構成
- 2 LG 44.5インチ UltraGear OLED 5K2K(45GX950A-B)
- 3 実際に使ってみて感じたこと
- 3.1 デカすぎると思ったけど直ぐに慣れた
- 3.2 湾曲ディスプレイも直ぐに慣れた
- 3.3 有機ELは流石にキレイ
- 3.4 表示能力が高すぎて、映像ソースの画質が気になる
- 3.5 NETFLIX のプランを「広告つきスタンダード」から「プレミアム」に変更
- 3.6 NETFLIX などのシネマスコープ(2.35:1)比率はフルサイズで表示可能!
- 3.7 Blu-ray のシネマスコープ比率も全画面で表示可能!
- 3.8 「PS5」を接続しての「Ultra HD Blu-ray」の再生はダメ
- 3.9 内蔵スピーカーの音質はまあまあ
- 3.10 GFX50S II で撮影した画質に感動
- 3.11 Microsoft PowerToys FancyZones でウィンドウの配置を最適化
- 3.12 節電モードの前に自動的にクリーニング処理
- 4 最後に
これまで使っていたモニター構成
これまで使っていたモニター構成は以下です。
- 1枚目: EIZO 23インチ フルHD液晶
- 2枚目: EIZO 23インチ フルHD液晶
- 3枚目: cocopar 13.3インチ 有機EL モバイルモニター
1枚目と2枚目のEIZOのモニターは2013年に購入したものなので約12年も使っていたので、ここ2~3年くらいは買い替え対象の製品をずっと検討してました。
3枚目のモバイルモニターに関しては、2024年に導入して以下で紹介しているものになります。このモバイルモニターは継続利用します。
デスクトップ環境では、ディアルモニター(24インチ フルHDx2台)にプラスして、モバイルモニターを3枚目のモニターとして使ってます。モバイルモニターは構造上、サイド部分に接続ポートが搭載されているので、パソコンと接続している mi[…]
LG 44.5インチ UltraGear OLED 5K2K(45GX950A-B)
買い替えるなら、有機ELか? 液晶か?
PC用モニターの買い替えに伴い「有機EL」にするか「液晶」にするかで永遠に迷ってました。基本的には有機ELがいいなと思いつつ、有機ELは焼付きが怖いなと思ったので購入を決めきれませんでした。そんな中で、ガジェット系で主にモニターのレビューでは必ず見ている「超猫拳/SUPER NEKOPUNCH」さんの以下のレビューをみて今回のモニターに決めちゃいました。
「デュアルモニター」か? 「ウルトラワイドモニター」か?
「有機EL」か「液晶」かと同じくらい悩んでいたのが、「ワイドモニター(16:9)27インチ 4K x2枚」にするか「ウルトラワイドモニター(21:9)34インチ以上x1枚」にするかというところでした。以下の理由により「ウルトラワイドモニター」を選びました。
- 私が使っているパソコンデスクは横幅が 150cm で両サイドにスピーカーを配置したいので、モニター自体は 100cm 以内に収める必要があるが、27インチクラスの4Kモニターを2枚並べると収まらないので、100cm に近いウルトラワイドモニターx1枚が最適
- リモート会議時に画面共有をすることを考えるとディアルモニターが最適(片方の画面を共有して相手に見せている時に、もう片方の画面でメモなどを取るため)だが、モバイルモニターをサブモニターとすることで、モバイルモニター側を画面共有することで解決出来るため、デュアルモニターは不要となった。
- 動画コンテンツを見ることも多いため、1枚で大きいモニターが良かった。
- 動画コンテンツでネイティブ4K(3840×2160)を見れるようにしたいが、一般的なウルトラワイドモニターは縦の解像度が 4K 未満となる 1440 が多くて迷っていたけど、この 45GX950A-B は縦の解像度が 2160 あり対応している。
スペックに妥協が無い
このモニターに決めたのは、スペック的に妥協がなくて長い事使えそうだなと思って決めました。主なスペックとしては以下です。
- 44.5インチ 5K2K(5120×2160)有機ELディスプレイ(アンチグレア)
- アスペクト比 21:9、曲率800R の湾曲ディスプレイ
- Dual Mode(5120×2160@165Hz ↔ 2560×1080@330Hz)対応
- 応答速度 0.03ms(GTG)
- DisplayPort 2.1 x 1 / USB Type-C (USB PD 90W) x 1 / HDMI x 2 に対応
- DisplayHDR True Black 400 / DCI-P3 98.5% に対応
- 10W + 10W のスピーカー搭載
「LG公式サイトの期間限定セール」+「ウェルカムクーポン」で「239,000円」でGET!
最終的に購入を決めたのは、LG公式サイトでの期間限定セール+ウェルカムクーポンをやっていたからです。
Amazon だと約299,000円くらいで販売されてますが、LG公式サイトの期間限定の予約(2025年7月16日~7月21日)で 16% Off(48,239円)の 251,579円になってました。また、私はLGのサイトを初めて使ったのでウェルカムクーポンの 5% Off が発行されてたので適用することで最終的には 239,000円 で GET することが出来ました。
DELL から出ている「液晶タイプ 40インチ 5K2K モニター(U4025QW)」が約22万円くらいなので、この金額差を考えるとお得に GET 出来るなと思い、購入を決定しました。
「快適ワーク」のモニターアーム(LS112)を購入
私はモニターの下にオーディオ機器(USB DAC、プリメインアンプ、ヘッドホンアンプ)を配置したいので、モニターアームが必須となります。これまで使っていたモニターアームはウルトラワイドモニターに対応していないやつだったので、今回のタイミングで新規に購入しました。大型モニターに合わせるモニターアームの定番と言えば「エルゴトロン HX」あたりかなと思いますが約5万円くらいして手が出しづらいなと思って調べて見ると、快適ワークのモニターアーム「LS112」が安くて性能も十分というレビューを見かけたので決めました。
モニターより先に届いてたので届く時間に合わせて設置を開始。
部品自体はこんな感じで細かく別れている感じでした。ただ、細かく別れている分体力を使わずに設置が出来たのでいい感じでした。女性でも問題ないと思います。
「LG 45GX950A-B」が到着し開封すると VESA マウント部分が利用できる状態になってました。というか、モニターが届いた時に段ボールが巨大すぎて笑いました。ただ、湾曲モニターということもあって下手に段ボールは捨てれないんだよなー。保管しておくとなるとめっちゃ場所を取るな。。
モニターアーム「LS112」はこんな感じのプレートの構造になってて、このプレートを先にモニター本体に取り付けます。
モニターに取り付けるとこんな感じで、簡単に装着可能です。見てもらうと分かるけど、プレートの上に爪みたいな突起があります。
で、モニターアーム側はこんな感じで爪を掛けれるようになっているで大きなモニターでも簡単に装着することが出来ました。爪を掛けたあとは一番下のネジを1つ閉めるだけで固定完了です。そのため、モニターを宙に浮かせたままネジを4個所止めなくてもいいため、ここの構造も力のない女性でも比較的簡単に出来ると思います。
一番ビックリしたのが、ACアダプターがデカすぎ笑 キーボードと比べてもこのサイズ感。まぁ、持ち運びをするものではないのでどうでもいいといえばどうでもいいけど中々のサイズ感。使用時に触ってみましたが、熱は持ってなかったです。
ケーブルについては以下が付いてました。今回はデスクトップPCなので「DisplayPortケーブル」で接続しました。ケーブルは全て 1.8m なのでアームへの取り回しとかを考えると、PC本体は近くに置いておく必要があります。
- DisplayPortケーブル(1.8m)
- USB Type-Cケーブル(1.8m)
- HDMIケーブル(1.8m)
パソコンデスクに設置完了
パソコンデスクに設置するとこんな感じになりました! この角度で見るとメインモニターとモバイルモニターの色味が明らかに違うけど、肉眼で見てる分にはほぼ一緒の色味になってます。カメラを通して斜めから撮ると、モバイルモニターの色味が変わるみたい。
お気に入りで使っている Eclipse TD307MK3 のスピーカーとのバランスもいい感じ。モニターとスピーカー台については両方とも 3~4cm 程度の隙間を開けて設置出来たのでスペースを最大限活用出来たので、両サイドにスピーカーを配置したい人は机の横幅は 150cm がオススメです。
モニターアームを使うことでモニターの下にオーディオ機器をこれまで通り配置出来ました。モニターアームがスムーズに動いたので、クリアランスも 1cm も無いくらいのギリギリを攻められました。ただ、この状態だとメニュー操作(入力切り替えとか)を行うためのスティックを触ることが出来ませんが、このモニターアームは上下の移動はスムーズだったので操作したい時だけ簡単に上に持ち上げることで対応が可能です。
横から見るとこんな感じで、結構な湾曲になってます。ただ、正面から見ると違和感はないです。ちなみに目視で試しながらセッティングした結果としては以下が一番しっくり来ました。このエントリーを書いている時に調べてみると 800R の曲面ディスプレイは視聴距離 80cm から見た時に最適になるようになっているという内容を発見したので、私の感覚は間違えてなかったようです。
- 机の奥行きは 90cm
- モニター中央から机の端までは 66cm
- モニター中央から目まで距離は 80~90cm 程度
1点、注意が必要なのが、モニターアーム(LS112)のデフォルトのテンションだと重さに耐えられずに自動的に落ちてくる感じだったので、設置時はモニターの下の部分には何も物を置かずに設置した方がいいです。ただ、テンションの調整は簡単で付属の六角で軽く閉めるだけでした。
NVIDIA GeForce RTX4070 で接続し、リフレッシュレート 165Hz 表示可能
私はゲームはしないので、GPU はミドルレンジの RTX4070 で接続しています。
RTX4070 の DisplayPort は 1.4a になるので、5K2K(5,120×2160)解像度に対しては通常は最大で 60Hz までの対応になるみたいです。ただ、1.4a に実装されている Display Stream Compression(DSC)という機能を使って圧縮して転送することで 120Hz 以上出せるようになるみたいです。RTX5000シリーズであれば DisplayPort 2.1 が搭載されているみたいなので DSC 機能を使わずに高リフレッシュレートを実現できるみたいです。ただ、私はゲームはしないので DSC 機能で 165Hz 出てれば十分かな。
実際に使ってみて感じたこと
ここからは実際に使ってみた感想を書いていこうかなと
デカすぎると思ったけど直ぐに慣れた
まぁ、デカいモニターあるあるな気がしますが、設置直後は大きすぎてちょっと失敗したかもと思ったりもしたけど、設置から1日も経過すると慣れてしまってめっちゃ快適になりました。ただ、私のPCデスクは奥行きが 90cm あり、モニターから目までの距離については 80cm~90cm くらいのところから見ています。
そのため、購入を検討している人は自身のPCデスクの奥行きや視聴位置を考えて購入した方がいいと思います。
湾曲ディスプレイも直ぐに慣れた
初めての湾曲ディスプレイですが、これも1日もすれば慣れました。
ただ、注意が必要なのが本気で写真をやっている人には向いてません。写真のRAW現像をする際にデータとしては水平なところが歪んで見えるのでデータとして歪んでいるのかどうなのかが判断出来ません。私の場合はバイクツーリングとかに行った時に趣味程度で撮るだけなので致命傷ではないですが、本気で写真をやっている人には湾曲ディスプレイは向いてないと思います。
有機ELは流石にキレイ
購入する時に「液晶」か「有機EL」かで悩んでましたが、やっぱり「有機EL」を選んで良かったなと思えるくらいキレイです。LG が Youtube に上げている以下の動画を見ると、本当にキレイに表示してくれます。
ただ、表示能力が高すぎて別の問題が発生・・・
表示能力が高すぎて、映像ソースの画質が気になる
「5K2K の解像度」と「有機ELの表示能力」があるというのとPCモニターの特性上、近距離(80cm前後)で見ることになるので、映像ソースが「フルHD」の場合、ソースの粗が目立って気になるようになってしまいました。。 そのため、映像ソースに関しては基本的には 4K に対応しているものであれば「おぉー綺麗だなー」と思いますが、フルHDの映像だと「うーん、映像の品質が・・・」という感じで内容に集中出来ない 笑
これまでYoutubeを見てても4Kって意味があるのかな?と思ってたけど、フルHDと4Kってこんなに差があるのか 笑
NETFLIX のプランを「広告つきスタンダード」から「プレミアム」に変更
これまで私の環境では 4K を表示できる環境がなかったので、NETFLIX は「広告付きスタンダード」を使ってました。
映画を見る時は以下で紹介したAVアンプ(Marantz SR6015)とプロジェクター(XGIMI Elfin)の組み合わせで見てましたが、このプロジェクターも「フルHD」までの対応というのと、基本的には吹替版の音声で見るのでオリジナル音声(英語など)は Dolby Atmos で配信されてても吹替版については 5.1ch が基本なので、「広告付きスタンダード」がぴったりでした。
以前紹介したAVアンプ(マランツ NR1711)を購入してから約2年が経過しました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://fuji-x-life.tokyo/marantz-nr1711/ targ[…]
NETFLIXのプランの違いは以下です。
項目 | 広告付きスタンダード | スタンダード | プレミアム |
月額料金 | 890 円 | 1,590 円 | 2,290 円 |
画質 | フルHD(1920×1080) | UHD 4K(3840×2160)+ HDR | |
空間オーディオ(Dolby Atmos) | - | 対応 | |
同時視聴可能なデバイス数 | 2 | 4 | |
ダウンロード出来るデバイスの数 | 2 | 6 | |
広告 | あり | - |
パソコンで「広告付きスタンダード」の 1080p を全画面表示してみると、これまで感じなかったんですが明らかにモヤッとしてて解像度が足りてないのがハッキリと分かりました。。 そのため、月額料金は約3倍となりますが、「プレミアム」プランに変更しました。「プレミアム」プランに変更することで画質が気になることはなくなりました。
ちなみに、Windows で NETFLIX アプリを起動するとこんな感じでホーム画面を見る時は画面の半分の領域で十分です。
NETFLIX などのシネマスコープ(2.35:1)比率はフルサイズで表示可能!
NETFLIXでは作品によって以下の2パターンかなと思います。
- フルHD(1920 x 1080)
- UHD 4K(3840 x 2160)
UHD 4K(3840 x 2160)は 16:9 になるので、16:9 で配信されている映像であれば左右に黒帯は出るけど、上下には出ないので問題ないです。
で、肝心のシネマスコープ(2.35:1)の比率で配信されている映画については、「LG 45GX950A-B」の 21:9 の比率とほぼ同じなので、黒帯が左右・上下に出ずに全画面表示されるといいなと思って試したところ、問題なく全画面表示してくれました!(以下は「イコライザー THE FINAL」です)
これは没入感が凄すぎる!
NETFLIX で映画を見ることが多い人はウルトラワイド(21:9)がオススメです! このあと試してみましたが、Amazon Prime Video も問題ないなく全画面で表示してくれました。
ただ、パソコン環境の音響は 2ch 環境なのが残念。。AVアンプ(Marantz SR6015)とプロジェクター(XGIMI Elfin)の組み合わせで見る時は、5.1.4ch で音の臨場感が凄いので、その音響環境と合わせると最強になれるけど、流石にパソコン環境に構築するのは無理だな。。
Blu-ray のシネマスコープ比率も全画面で表示可能!
次に Blu-ray のシネマスコープ比率のものが全画面で表示出来るかを確認してみました。
PCでの再生ソフトは「PowerDVD 18」を利用していますが、デフォルトの動作だと、左右・上下に黒帯が出てしまいダメかと思いましたが、メニューの中にある「縦横比」→「クロップして枠に入れる」を選択することで全画面で表示出来ました!
Blu-ray をパソコンで見る人はこの45インチのウルトラワイドモニターを活かすことが出来ます!
「PS5」を接続しての「Ultra HD Blu-ray」の再生はダメ
NETFLIX 等でも 4K の映像は配信されてますが、配信の関係上、ビットレートは抑え気味になってて映像品質としては妥協していると思います。そのため、現状で 4K の最高画質で見たい場合には、「Ultra HD Blu-ray」を購入するしかないと思います。仕様的なところを比較すると以下かなと。
項目 | 解像度 | ビットレート |
NETFLIX | フルHD(1920 x 1080) | 平均 5 Mbps 程度(公式情報ではない) |
4K(3840 x 2160) | 平均 15 Mbps 程度(公式情報ではない) | |
Blu-ray | フルHD(1920 x 1080) | 最大 約 40 Mbps |
Ultra HD Blu-ray | 4K(3840 x 2160) | 最大 約 108 Mbps |
こうやって見比べるとパッケージの Blu-ray についてはフルHD解像度だけど、ビットレートについては NETFLIX の 4K よりも高いことになります。で、「Ultra HD Blu-ray」については、4K 解像度で NETFLIX の約 7 倍程度の高ビットレートになっているので鮮明な映像を楽しむことが出来ます。
「Ultra HD Blu-ray」と違い、「Blu-ray」はパソコンで再生出来るので NETFLIX とのフルHDと比較してみましたが、明らかに「Blu-ray」の方が画質が良かったです。NETFLIX のフルHDは低画質な感じが気になる感じでしたが、「Blu-ray」に関しては同じフルHDだけど、あまり画質は気にならず普通に見れる感じでした。
「Ultra HD Blu-ray」に関しては著作権保護の仕様が厳しく、一般的な PC では再生することが出来ません(再生するためには特定の Intel CPU や GPU の出力が必要)。そのため、「Ultra HD Blu-ray」を「LG 45GX950A-B」で見るためには、私の手持ちの環境だと「PS5」が「Ultra HD Blu-ray」の再生に対応しているので試してみることにしました。
試した結果としてはイマイチでした。。
- PS5 のアスペクト比が 16:9 しか対応していないため、両サイドに黒帯が出来てしまい、全画面を活用出来ない。。(この時点で激萎え)
- 16:9 で収められている作品であれば、両サイドに黒帯は出来るけど、上下はモニターいっぱいに映像が表示されるのでまだいいですが、シネマスコープ(2.35:1)の場合には、両サイドと上下に黒帯が出来て、まったく45インチのサイズを活かせません。。
以下のレビュー記事をみると前世代であれば、「シネマ1」というモードが搭載されてて、黒帯の部分をクロップして中央部分をアップするような形で「シネマスコープ」比率の映像を全画面で楽しむことが出来たようなんですが、なぜか「LG 45GX950A-B」では機能が無くなっているようです。。
2018年から32:9アスペクト比のウルトラワイドゲーミングモニターを愛用している筆者は、随分前から“ウルトラワイドゲー…
ということで、現状では「Ultra HD Blu-ray」の再生を楽しむのは無理そうです。PS5 を使った時に思ったけど、入力切替をモニター下にあるスティックで操作して切り替えるのが面倒でした。入力切り替えだけでもリモコンを付けて欲しかったな。
内蔵スピーカーの音質はまあまあ
「LG 45GX950A-B」には「10W+10W」のスピーカーが内蔵されてます。
PS5 を接続した際に聞いてみましたが、音楽を聴くのは厳しい感じですが、ちょっとした映像を見るとかゲームをする程度であれば十分かなという音質でした。ただ、3.5mm のオーディオ出力端子があるのでしっかりと音を聞きたい人はヘッドホン・イヤホンをした方がいいと思います。
GFX50S II で撮影した画質に感動
4Kの映像作品でも「LG 45GX950A-B」の表示能力の凄さは感じましたが、個人的に一番高画質を感じたのが、ラージフォーマットの GFX50S II で撮影した写真をみると、本当にキレイで感動しました。これまでも GFX の画質はキレイだなと思ってましたが、こんなに綺麗だったのかと改めて思いました。
秋に富士五湖に紅葉ツーリングに行ったときの写真を見ましたがめっちゃ良かったです。
昨年も行った富士五湖への紅葉ツーリングに行ってきました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://fuji-x-life.tokyo/fuji-lakes-autumn-2023/ target=][…]
Microsoft PowerToys FancyZones でウィンドウの配置を最適化
45インチの 21:9 の画面だとウィンドウの配置が重要になります。
Windows 11 の標準機能でもウィンドウをドラックしながら上部に近づけると自動配置してくれる機能があったり、LG 純正の「LG Switch」というソフトでも自動配置の機能がありますが、両方とも試してみましたが、配置場所の自由度が低すぎて使い勝手が悪かったです。
そこで採用したのが Microsoft が出している PowerToys という効率化や便利機能のツールを纏めてくれている無料ソフトです。
PowerToys の中に画面内でウィンドウの自動配置を行うことが出来る「FancyZones」があります。このツールであれば画面内の配置を自分好みに細かく分割したり分割位置の微調整も可能なので自分の使い方にあったベストなものを使うことが可能です。
PowerToysを起動すると左側にツール類が並んでるので、「FancyZones」を選択します。自分好みの配置を作る時は「レイアウト エディターの起動」から作成します。
画面毎にレイアウトの設定が可能です。テンプレートとして6つ用意されてますが、「+新しいレイアウトの作成」から自分好みのレイアウトを作成することが可能です。
私は以下のように4分割で作成しました。
- 基本的にはデスクトップにはファイルは置きませんが、ダウンロードしたファイルだったり一時的に使うファイルを置くことがあり、見やすいようにアイコン2列分のスペースを確保
- ブラウザを表示するためのスペース
- 動画を再生するためのスペース
- その他
設定後は、ウィンドウをドラッグしながら「Shiftキー」を押すことでレイアウトが表示されそこにドロップすることで、レイアウトぴったりにアプリのウィンドウが自動設定されます。
節電モードの前に自動的にクリーニング処理
私はWindows側の設定で一定期間無操作が続いた際にはモニターをOffにする設定にしてますが、モニターがOffになったタイミングで自動的にクリーニングが数秒行われ、節電モードに入ってくれました。これは焼付きとかを防止してくれているのかな?
最後に
10年以上ぶりのメインモニターの買い替えで、金額的にも物理的にも大きな買い物でしたが、かなり満足感の高い買い物になりました。あとは有機ELの寿命的なところは若干気になるけど、大丈夫と信じて使っていこう。一応、LG公式で購入して製品登録も行い5年間の保証になったので、とりあえずは安心かな。