スマートリモコン(赤外線リモコンを登録してスマホアプリから操作出来る機能)を Nature Remo mini 2 に買い替えたので紹介
これまで使っていたのは LinkJapan eRemote mini
これまでスマートリモコンとしては、LinkJapan eRemote mini っていうのを約5年間くらい使ってきました。
ただ、このスマートリモコンには以下の不満点がありました。
- 初回のセットアップ時にまったく接続ができずセットアップすら進まないことが多い
- そこそこの頻度で操作が空振りすることがある(スマホで操作しても実際に操作できない。アレクサの定型アクションで実施しても効いてないときがある)
- エアコンの風量設定が1~3段階のみで「自動」にすることができない
「①」についてはセットアップ時だけなので、セットアップさえ終わって使いだしたら問題ないんだけど、本当に繋がりづらかったです。あと、無線LAN親機との相性があるのか全く繋がらない無線LANがあって、eRemote mini のためだけに昔の無線LANを残したりしてました。。
「②」については、1週間で1~2回程度発生するんだけど、アレクサの定型アクションに eRemote mini 経由の操作を組み込んでるんだけど、「おはよう」と声をかけると天井照明・アンプ・DACとかを eRemote mini 経由で操作してるんだけど、1つが反応してないときがありました。
まぁ、「①、②」についてはそこまで問題ではないんだけど、一番の問題は「③」でした。エアコンの操作を行う時に風量設定の中に「自動」という項目がなくて「1~3段階」しかなくて地味に使いづらかったです。
Nature Remo mini 2
Nature Remo mini 2 を選んだ理由
スマートリモコンの有名所としては以下ですかね?
- SwitchBot
- Nature
- LinkJapan
これまで LinkJapan を使っててイマイチだったので、SwitchBot か Nature の2択になるんだけど、Nature からも以下のスマートリモコンが発売されていて機能と値段を考慮してバランスのいい Nature Remo mini 2 を選択しました。
- Nature Remo nano(エントリー: センサー無し)
- Nature Remo mini 2(スタンダード: 温度センサー付き)
- Nature Remo 3(フラッグシップ: 温度・湿度・照度・人感センサー付き)
- Nature Remo mini 2 Premium(プレミアムスタンダード ブラック: 温度センサー付き)
- Nature Remo mini 2 Premium Nature Blue(プレミアムスタンダード ブルー: 温度センサー付き)
私が購入した「Nature Remo mini 2」はスタンダードタイプとなってて温度センサーが付いてます。外出している時に部屋の温度が分かれば、帰宅前にエアコンを入れるかどうかの判断も出来るかなと思って、温度センサー付きにしました。フラッグシップについては温度・湿度・照度・人感センサーがついてますが、私の生活スタイルだと使い道が思いつかなくて不要だなと判断しました。
Nature Remo mini 2 の外観
内容物はこんな感じで、本体・USBケーブル(Type-A to Micro-B)・説明書。
いまどき珍しく Micro-B 端子でした。ただ、一度接続すると抜くことはないので、あまり問題ではない。
本体は約6cm四方なのでかなり軽量コンパクト。
背面はフックに掛けるための穴と、電源供給用の USB ケーブルの差込口があります。
差し込むとこんな感じで一体化する感じ。ただ、一度刺すとケーブルのコネクタ部分を触れなくなるのでケーブルを抜く際はケーブル部分を握って抜く必要があります。
Nature Remo mini 2 のセットアップ
いままで使っていた eRemote mini で苦労していたセットアップだけど、Nature Remo mini 2 はビックリするくらいスムーズでした。
セットアップの流れとしては以下です。
- スマホに Nature Remo アプリを入れる
- アプリを起動し、アカウントを作成する
- アプリの指示に従い、Nature Remo mini 2 の電源を入れる
- アプリ内で自動的(Bluetooth経由)に Nature Remo mini 2 が検出されるので設定を進める
ここからは実際の画面を見ながら説明します。アプリを起動したらアカウントの作成を行います。
登録したメールアドレス宛にメールが届くので、同じスマホ上でメールを表示して「ログイン」をタップ。
メールのリンクをタップするとアプリ側で自動的にログインが行われます。面白いのが、Nature はパスワードの登録がないというところ。ログインする時は登録したメールアドレスにメールが送信され、そこのリンクをクリックするとアプリへのログイン処理が完了します。この方法は他のアプリも採用してほしいな。どうでもいいアプリのアカウントにパスワードを設定するのって面倒なんだよな。
で、ログインが完了したら「Remoを追加する」から進みます。
今回は「Nature Remo mini2」を購入したので選択し、機器にUSBケーブルを接続して電源を入れます。この部分は Bluetooth で検索されるので直ぐに接続(この接続が利用されるのはセットアップ中のみ)されます。
スマホと機器間で接続されると「Nature Remo mini2」を接続する無線LANを設定します。
無線LANへ接続されると機器に任意の名前を付けれます。私は既定値の「Remo mini」のままにしときました。「Nature Remo mini2」は温度センサーが内蔵なので設置しているところの温度が表示されてました。
Nature Remo mini 2 へリモコンの登録
ここからは赤外線リモコンの登録を行います。一番利用頻度の高いエアコンをサンプルとして載せます。「+」をタップし「新しい家電を追加」から「エアコン」を選びます。
使っているエアコンのリモンのボタンを適当に押すと、自動的にメーカーが判定され、プリセットに登録されている場合には自動的にプリセットが選ばれるので、これで登録は完了です。
登録されるとアプリのトップ画面に追加されているのでタップして開くと、エアコンの操作が出来るようになります。以前使っていたスマートリモコンでは設定ができなかった風量の自動設定も問題なくできました。
Nature Remo mini 2 へリモコンの手動登録
一般的な家電であればプリセットに登録されていますが、私はオーディオ機器など一般的ではない機器も赤外線リモコンに対応しているので登録しています。追加する時に「その他」を選びます。
リモコンを学習した後に、どのボタンを割り当てるかを1つずつ行っていき、リモコンで利用したいボタンを登録していきます。例としては、この前購入した SMSL D400EX はこんな感じで全てのボタンを追加しました。で、その他の機器も同様に登録していき、最終的には6つの機器を登録しました。
Nature Remo mini 2 とアレクサの連携
アレクサの定型アクションで利用したいので、初回だけ連携設定を行う必要があります。
アプリの設定画面で「Amazon Alexa」を選んで機器を登録したホームを選択して「セットアップ」を実行。
アレクサアプリが起動するので「リンクする」を選択すると設定は完了です。アレクサアプリ側ですべてのデバイスを確認すると、登録した機器名が表示されていれば完了で、この状態でアレクサから機器を操作することが可能になります。
オートメーション機能で自動化
私は使ってないですが、「Nature Remo mini 2」にはオートメーション機能が搭載されており、条件に応じて家電操作を自動化することが可能です。「Nature Remo mini 2」で使える条件は以下です。
- ホームロケーション
- 位置
- 日時
- 温度
「位置」を使う時は自分のスマホの位置に応じて自動操作となるため、アプリに対して位置情報を許可しておく必要があります。権限としては「常に許可」と「正確な位置情報を使用」の2箇所を許可する必要がありました。
位置としては到着時か出発時のどちらかと、家からどの程度離れてから操作するかを設定することが可能です。距離については Google Map が表示されるので「+/-」マークを押すことで距離を変えることが可能です。
条件を満たしたときの家電の操作を設定します。ここでは例としてエアコンを載せておきます。エアコンを選ぶ時は、どの設定で送信するかを設定しておきます。
最後に
買い替えてから1週間程度経ちますが、かなり快適に利用できてます。これまで不満だったっところが全て解消できているので買ってよかったです。
温度計が付いているのが地味に良かったので、スマートリモコンを購入されるかたは温度センター付きがいいと思います。私はまだ利用しないですが、有効な利用方法としては離れて暮らしている高齢の両親とかの部屋に設置するのがいいんじゃないかな?と思いました。最近のニュースなどでも高齢者の方は熱くてもエアコンを使わずに部屋の中で熱中症になることが多いとあったので、離れて暮らしている両親が心配な方は部屋に設置することで、リモートからリアルタイムで室温も分かるし、エアコンの運転を On にすることも出来るので安心出来るかなと思いました。