Technics から 2025年1月23日に発売となった完全ワイヤレスイヤホンの EAH-AZ100 を発売日に購入して、約1ヶ月程度使用したので感想を書きます。
Technics EAH-AZ80 を愛用中
以前紹介しましたが、外出時に使用する完全ワイヤレスイヤホンとしては、Technics から出ている EAH-AZ80 を愛用しています。
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AZ80 は音質も良くノイズキャンセリング性能も程よくて使い勝手もいい隙のない完全ワイヤレスイヤホンで、不満が全く無いので、AZ100 を買う必要性はなかったんですが、AZ80 が良すぎて同じメーカーから上位機種?が出るなら買うしかないだろということで AZ100 を試聴もせずに発売日に購入しました。
なお、私の完全ワイヤレスイヤホンの利用方法としては外出時専用で、基本的には電車の中(主に地下鉄)で使うのがメインとなり、自宅など静かなところでは利用しないです。ちなみに、自宅でのリスニング環境としては、以下で紹介した環境となります。
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Technics EAH-AZ100
Technics EAH-AZ100 の開封
パッケージはいつもの感じ。
内容物は、本体/イヤーピース(XS、S、ML、M(本体に装着済み)、L)/紙類のみ。
ケースは至って普通の感じで、特段高級感は感じない。一応、4万円するイヤホンなのでもう少し高級感が欲しかったところ。
裏には充電用の USB Type-C コネクタがあります。ただ、無線充電に対応しているので私は使うことはないかな。
至って普通のデザイン。
シェルの部分は丸になりました。ここもあまり高級感はないですね。
AZ80 との外観比較
ここからは AZ80 と外観の比較をしたいと思います。左が AZ80 で右が AZ100 です。AZ100 の方が若干小さくなってるけど、大した差はないかな。
ほぼ一緒。
シェルの形状はだいぶ変わりました。上が AZ80 で下が AZ100。個人的には AZ80 のデザインの方が好きです。あとシェルの形状に由来してますが、AZ100 は丸っこくて持ちづらいのでケースから取り出して耳に装着する時とか外してケースにしまう時に落としてしまいそうになるので、かなりイマイチ。
イヤーピース選び
完全ワイヤレスイヤホンで重要となるイヤーピース選びです。
私の手持ちも含めて上段の左から、以下になってます。
- 【AZLA】SednaEarfit Crystal
- 【AZLA】SednaEarfit Crystal 2 Standard
- AZ100 付属イヤーピース
- 【日本ディックス】Pentaconn COREIR
- 【Crystalline Audio】CRYSTAL TIPS
- 【AZLA】SednaEarfit Foamax Standard
AZ80 の時はコレイルを使ってましたが、AZ100 用で最終的に選んだのは「AZ100に付属していた標準のイヤーピース」にしました。
理由としては、AZ100 は AZ80 よりもシェルが小さくなって、組み合わせるイヤーピースのサイズを若干変える必要がありました。AZ80 でコレイルを使う時は M サイズを使ってたんですが、AZ100 に M サイズのコレイルを組み合わせるとゆるい感じになって、装着時の一体感が悪くて遮音性もイマイチになりました。
コレイルの L サイズを追加購入しようかとも思いましたが、いい値段がするしなと思って思い留まりました。AZ100 に付属しているイヤーピースは複数サイズがあるので、一番ベストなサイズを選ぶことが出来たので、それで落ち着きました。
AZ80 と比べて音質は?
AZ100 は完全ワイヤレスイヤホンで初めて「磁性流体を用いたドライバー」を採用しているということで、音質がどうなっているか期待です。
SNS とかで言われているように AZ80 に比べると AZ100 は低音がよく出てます。ただ、出すぎていることもなくバランスはいいと思います。
私の場合には、完全ワイヤレスイヤホンは移動時(特に電車の中)に利用することになるので、低音域が不足しがちになるので低音はある程度強めの方がいいです。AZ80 の時もサウンドモードは「バスエンハンサー」を選んで低域を盛ってました。
AZ100 は標準状態で低音は必要十分に出ているので、最終的なサウンド設定は「トレブル+」を選んで中・高音域がクリアになるようにしました。
AZ80 と比べて装着感は?
私の場合ですが、AZ80 に比べると利用するイヤーピースのサイズ選びがシビアになりました。
理由としては、AZ100 は AZ80 に比べるとシェルが小さくなって、AZ80 はシェルを含めて耳の中に固定できていたけど、AZ100 はシェルで固定するという部分が弱くなったかなと感じてます。そのため、イヤーピース含めてしっかりとサイズを選ばないと装着感も悪くなるし、密閉性が悪いと音質やノイズキャンセリング性能にも影響するので、イヤーピースのサイズはしっかり選んだほうがいいと思います。
そのため、AZ100 購入当初は買って失敗したなと思うこともありましたが、使い込む中で以下のメリットがありました。
- シェルが軽量になったので、長時間つけてても負担が少ない
- シェルが耳に当たる部分が少なくなったのか、長時間付けてても痛くなることがない
約1ヶ月感使うことで、AZ80 よりも AZ100 の方がいいなと思うようになりました。ただ、シェルが小さくて取り回し時に落としそうになるのは慣れないです。
シェルが小さくなって軽くなってるので、耳が小さい人は AZ100 の方がいいと思います。
AZ80 と比べてノイズキャンセリング性能は?
SNS とかの感想を見てると大抵の人が AZ80 よりも進化していると書いてたけど、私的には AZ80 よりも AZ100 の方がノイズキャンセリング性能は弱く感じます。低音域はしっかりと効いてるんですが、一番効いてて欲しい人の声とかの部分の効きが悪く感じます。
ノイズキャンセリング性能はイヤーピースの相性もデカいと思うので色んな組み合わせを試しましたが、AZ80 よりも弱く感じました。
ただ、AZ80 の時はノイズキャンセリングが効いている時特有の感じがありますが、AZ100 の場合にはそれが無くて凄く自然なんですよね。なので、AZ100 の方が耳への負担が小さい気がしてます。
AZ80 から AZ100 に買い替える価値はあるか?
現状で AZ80 をお気に入りで使っている人は、AZ100 に買い替えなくてもいいかなというのが私の感想です。ただ、どちらも完成度は凄く高いので、AZ80 を持ってなければ AZ100 を購入して間違いはないかなと思います。
最後に
AZ80 の完成度が高すぎて、思ったよりも AZ100 には感動はありませんでしたが、AZ100 も完成度が高くてこれからも長く使っていけそうです。