【DENON AH-C500W】自宅でのテレワーク用ワイヤレスイヤホンを購入!【インナーイヤー型】

自宅でのテレワーク時に利用するワイヤレスイヤホンを買い替えたので紹介。後半にパソコンとの LE Audio を使った接続も紹介してます。

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

これまでテレワーク用に利用していたワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンと有線マイクの組み合わせがベスト

いま、自宅でのテレワーク時に利用するイヤホンとして以下で紹介した「SOUNDPEATS Air4」を使用してます。今回はこのイヤホンの買い替えとなります。

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SOUNDPEATS Air4, 開封

 

マイクについては「SOUNDPEATS Air4」のマイクは使用せずに以下で紹介した「オーディオテクニカ AT2040USB」という有線のダイナミックマイクを使ってます。

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オーディオテクニカ, AT2040USB購入, 開封

 

この2つの組み合わせは快適に利用できています。マイクは音質がいいので相手に不快感を与えないし、相手の声を聞くイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンとすることで、会議中に聴いていればいいだけのタイミングであれば、パソコンの前から席を外して飲み物の準備やトイレに行ったり出来るので便利です。

 

SOUNDPEATS Air4 の不満

SOUNDPEATS Air4 は快適に使えているので買い替える必要はないといえば無いんですが、以下の点が気になってました。

  1. 無線充電に対応していない
    USB Type-C での充電しか対応しおらず、無線充電が出来ないないのでケーブルを接続するのが面倒
  2. 長時間バッテリーが持たない
    通常の打ち合わせは1時間位内で終わるんで問題ないんですが、打ち合わせが立て続けに入っている時とか、3~4時間くらい連続で使うことがあるんですが、その時にバッテリーが持たないことが何度かありました。その際は片耳ずつにして充電しつつ乗り切ってました。
  3. イヤホンを使い終わった時に音楽、動画が再生される
    会議が終わってイヤホンをケースに収納すると、イヤホンの便利機能で再生/停止が実行されるんですが、パソコンで開きっぱなしにしている動画とか音楽が勝手に再生されるのが面倒。

 

DENON AH-C500W

新しいテレワーク用イヤホンの条件

SOUNDPEATS Air4 からの買い替えとして、不満点も解消する必要があるので以下の条件で何となく探してました。

  1. 完全ワイヤレスイヤホン
  2. インナーイヤー型(密閉感がなく外の音も自然に聞こえるので自宅での長時間の会議に最適)
  3. 本体だけで連続5時間以上利用できる
  4. ノイズキャンセル機能は不要(自宅利用なので要らないのとバッテリー消費を抑えられる)
  5. 無線充電対応

 

ついに見つけた DENON AH-C500W

eイヤホンの Youtube で AH-C500W が紹介されているのを見てると、あれ?これは私が欲しいテレワーク用のイヤホンの条件を全て満たせてる!ってことがわかって、速攻で購入しました。

 

DENON からは同じタイミングで「インナーイヤー型の AH-C500W」と「カナル型の AH-C840NCW」が同時に出てました。外出時に電車移動とかで使うならカナル型一択だけど、今回の用途は静かな自宅でテレワークに限定して使うので、インナーイヤー型一択で AH-C500W を購入しました。

AH-C500W の特徴としては以下です。

  1. インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン
  2. IPX4 の防塵防滴
  3. 左右それぞれのイヤフォンに2つずつのマイクを搭載
  4. 本体だけで7時間の再生に対応、ケース含めて24時間の再生に対応
  5. ワイヤレス充電対応
  6. 10分の急速充電で1時間の連続再生が可能
  7. Bluetooth コーディックは AAC / SBC / LC3 に対応
  8. Auracast に対応予定
  9. マルチポイント対応

 

DENON AH-C500W の開封&外観

パッケージはこんな感じ。白と黒のラインナップですが黒を選びました。

DENON AH-C500W の開封&外観

 

内容物はこんな感じで本体とUSBケーブルと紙類だけ。無線充電に対応してるので、USB ケーブルは利用予定は無し。

DENON AH-C500W の開封&外観

 

高級感もなければチープ感もない、至って普通な感じ。まぁ、値段相応って感じかな。

DENON AH-C500W の開封&外観

 

テクニクスの AZ100 と比べるとこんな感じ。写真を見てただけだと AH-C500W のケースは大きめなのかな?と思ってけど、比べてみると分かるけど、結構小さかった。

DENON AH-C500W の開封&外観

 

AirPods と違って、横向きに収納するタイプ。取り出しやすいしいい感じでした。

DENON AH-C500W の開封&外観

 

今回の購入条件となるインナーイヤー型というところがポイントです。インナーイヤーは遮音性が皆無なので装着してても耳への負担がないので、長時間装着することになる会議用イヤホンとしては最適。

DENON AH-C500W の開封&外観

DENON AH-C500W の開封&外観

 

DENON AH-C500W の設定カスタマイズ

アプリから設定できる項目は以下で、私は変更後の値に変更しました。

カテゴリ項目既定値変更後
イコライザー5バンド設定可能プリセットなし
接続マルチポイント有効無効
タッチコントロールタッチコントロール有効無効
メディアのコントロール左:タップ再生/一時停止
左:ダブルタップ次のトラックボリュームを下げる
左:トリプルタップ前のトラック(変更不可)
左:ホールド (2秒)音声アシスタント(変更不可)
右:タップ再生/一時停止
右:ダブルタップ次のトラックボリュームを上げる
右:トリプルタップ前のトラック(変更不可)
右:ホールド (2秒)音声アシスタント(変更不可)
メディアのコントロール左右:タップ通話の応答(変更不可)
左右:ダブルタップ別の通話に切り替え、他の通話を保留にする(変更不可)
左右:タップ&ホールド (2秒)マイクのミュート/ミュート解除(変更不可)
左右:ダブルタップ&ホールド(2秒)通話の終了/拒否(変更不可)
設定デバイス名Denon AH-C500W
自動一時停止の動作片側のイヤホンが取り外されたら一時停止する自動一時停止しない
LE Audio無効有効

 

設定のポイントは以下です。

  1. リモート会議時にしか使わず、パソコンにしか接続しないのでマルチポイントを無効化
  2. 音量調整はパソコン側で行うので、誤タッチしないようにタッチコントロールを無効化
  3. 自動一時停止の動作を無効化(ケースに収納した際に、パソコン側で開いている動画とか音楽が自動再開されないように)
  4. LE Audio は既定で無効になっているので、この後で紹介しますが LE Audio を使うために有効化

 

DENON AH-C500W の音質は?

リモート会議用なので音質はどうでもいいっちゃいいんだけど、一応チェックしました。

「めっちゃいい音!」という感じではないんだけど、流石は DENON だけあってバランスの取れた自然な音って感じです。これまで使っていた SOUNDPEATS Air4 に比べてもハッキリ分かるくらい音がクリアです。まぁ、価格帯も違うし当たり前といえば当たり前かな。

あと想定外に良かったのが、リモート会議中の人の声が綺麗に聞こえるようになりました。SOUNDPEATS Air4 の時は相手によっては刺さり気味になることもあったんだけど、DENON AH-C500W は少しだけまろやかな感じで刺さりがない気がします。

 

次世代規格「LE Audio」で低遅延・低消費電力でパソコンと接続!

DENON AH-C500W は新しく発売されたイヤホンだけあって、今後の主流になるであろう次世代規格の「LE Audio」に対応してます。LE Audio を使えば高音質・低遅延・低消費電力でイヤホンを利用することが出来ます。ちなみにこの前購入したテクニクスの AZ100 も LE Audio に対応してます。

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会議用として使う時に凄く魅力的なのが、低遅延・低消費電力ってところです。

リモート会議はリモート会議ソフト自体でも遅延があるので、パソコンで使っているデバイスではできるだけ遅延は出したくありません。そのため、低遅延になるのは凄く魅力的。次に低消費電力っていうところもリモート会議用としては利用する際には魅力的です。

パソコンから LE Audio(LC3)で接続して使用する

パソコンに標準搭載されている Bluetooth って最低限(SBC接続)のものしかついてないので、現時点だと標準で LE Audio(LC3)が使える機種は存在していないと思います。そのため、パソコンで LE Audio を使うための Bluetooth トランスミッターを購入しました。

購入したのは eppfun というところから出ている「eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター」ってやつです。パソコンにデバイスを接続すると「eppfun AK8675 MAX」と表示されるので正式名称はこっちかな?

 

パッケージは珍しい色。

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

本体の他には、以下のケーブルが付属してました。パソコンで使う場合には USB ケーブルを使います。

  1. 光ケーブル
  2. 3.5mmケーブル
  3. RCA ケーブル
  4. USBケーブル(Type-A to Type-C)

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

上面に接続状態が分かる LED が付いてるのと、物理ボタンが4つ付いてます。

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

各ボタンの利用用途は左から以下です。

  1. ダブルクリックでペアリングモード、8秒長押しでペアリングデバイスのクリア
  2. シングルクリックで入力切り替え、ダブルクリックでフォーマット切り替え
  3. 音量調整(マイナス)
  4. 音量調整(プラス)

 

左側面にスライドボタンがあります。このデバイスはバッテリーを搭載しているというのもあって、以下の3つの設定があります。

  1. BA: BroadCast 動作モード
  2. OFF: 電源OFF
  3. BT: Bluetooth 動作モード(通常はここを選択)

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

背面は左から以下です。入力端子は豊富なので、パソコン以外にも大抵のものを接続することが出来ます。

  1. RCA端子
  2. 光端子
  3. USB Type-C 端子 ※パソコンとの接続はここを利用
  4. 3.5mm ステレオ端子

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

大きさが分かるようにキーボードと並べてみました。

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

取説は日本語にも対応してました。(ところどころ日本語は怪しいけどだいたいわかります)

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

早速、DENON AH-C500W とペアリングしたところ、問題なく LE Audio(LE-LL)で接続が出来ました!

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

左から2つ目の物理ボタンをダブルクリックすることで「LE-HQ」の接続に変更が可能でした。ただ、再接続すると設定は覚えてくれず「LE-LL」での接続となりました。

eppfun LE Audio APTX-Lossless Adaptive対応 Bluetooth 5.3 トランスミッター(eppfun AK8675 MAX)

 

肝心の遅延確認は、以下の Youtube 動画で確認しました。

 

流石は LE Audio(LC3)だけあって、遅延は一切感じません! これは凄いな。多分だけどゲームも普通にできるレベルです。パソコンでの利用目的で使っているワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドフォンが LE Audio に対応している場合には絶対にこの Bluetooth トランスミッターを買ったほうがいいレベル!

 

最後に

今回はワイヤレスイヤホンも Bluetooth トランスミッターも満足度の高い買い物でした。自宅の据え置きで使うときには便利だと思うのでオススメです。