ルーター隠しボックスを DIY で作成し大満足

前々から気になっていた、ルーター周りのゴチャゴチャを DIY した棚で綺麗にすることが出来たので紹介。

ルーター隠しボックス

現在のルーター周り

私の環境ではルーター周りには以下の機器があって、かなりゴチャゴチャしてるし、機器が多いからその分配線も多くてカオス状態です。インテリア的にも見た目は悪いし、ホコリも凄いしで前々からどうにかしたいなと思ってました。

  1. ONU
  2. HUB(ONUから2つの無線ルーターに分岐のため)
  3. TP-Link Archer AX5400(無線ルーター)
  4. NEC Aterm WX3000HP(無線ルーター)
  5. Hue ブリッジ(照明のコントローラー)
  6. Synology DiskStation DS118(NAS)

 

実際にはこんな感じで、床にそのまま置いてます。掃除の時にまるっと動かせるようにフロアクッション上に置いてます。

ルーター隠しボック

 

市販品だと、デザイン的にイマイチなのとサイズが合うものが無い

同じような悩みを持つ人が多いのか、市販品としてルーター隠しボックスも結構発売されてました。

ただ、発売されているルーター隠しボックスは私の好みのデザインでは無いものが多かったのと、そもそも私みたいに大量の機器を格納したいという要求がないからなのか、大きめのサイズもありませんでした。というのも、普通の家庭では ONU と無線ルーターの2つくらいだからだと思うので、そのサイズに最適化されている小さめの物ばかりでした。

デザイン的に良いかもなと思ったのは以下でしたが、サイズ感的なものと使い勝手的に私の好みに合いませんでした。。

 

あと、ルーター隠しボックスに多い仕様が、上から被せるタイプのものが多くて、掃除とかしたくて、機器類をボックスごと移動できないものも多かったです。

 

DIY で作っちゃおう!

長い間探しても理想の商品が無かったので、もう作るしかないなと思って DIY することにしました。

揃えた物

DIY にあたり揃えたものは以下になります。部材系だけで約14,000円程度かかったという。。

  1. 棚板(15mm厚 ラジアータパイン材)
  2. 紙やすり(自宅に余っていたものを流用)
  3. ハンドサンダー(紙やすりを装着する道具)
  4. ブライワックス ダークオーク(塗装用)
  5. ビニール手袋(ブライワックスと塗るときに利用)
  6. 木工用ボンド
  7. コーナークランプ

 

棚板は通販で好みのサイズにカット

棚板については自宅だとカット出来る機材を持ってないのでカット済みの棚板を買うとするとホームセンターが無難だと思いますが、現地で細かく指定するのが面倒だったり持って帰るのも面倒なので、私は通販を利用しました。安く抑えたい人はホームセンターが良いとお思います。

利用したサイトとしては、以前も利用したことがあった IPC DIYLab というところを利用しました。ここは私が探した範囲ではサイトも見やすかったし、金額もリーズナブルなので利用しました。以前、以下のエントリーで紹介したプロジェクターを宙吊りする際にツーバイフォー材を購入したのもこのサイトです。

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実際に購入した棚板とカット指定は以下です。購入金額としては、送料も合わせて 6,601円 でした。

購入した棚板カット指定
ラジアタパイン集成材 15×1800×250(1枚)15×500×250(2枚)
15×385×250(2枚)
ラジアタパイン集成材 15×1500×150(1枚)15×470×150(3枚)

 

指定したサイズのものが注文から約5日後に到着しました。

ルーター隠しボックス

 

紙やすりで整える

家にあった紙やすりが #150 と #320 だったので、初めに #150 で整えてから #320 で仕上げました。

ルーター隠しボックス, 紙やすり

 

全部の板へのヤスリがけが終わりました。今回の作業で一番体力が必要だったかも。。

ルーター隠しボックス, 紙やすり

 

ブライワックスで塗装

棚板を購入した IPC DIYLab でもオプションで塗装の指定は出来るけど、切り口の部分は塗装がない状態になると思うので、IPC DIYLab での塗装オプションは利用せずに、自分で塗ることにしました。

棚板の塗装はブライワックスのダークオークを使用しました。塗るのは何でも良い気はするけど、自宅にあった食器用スポンジを利用しました。

ルーター隠しボックス, ブライワックス

 

全部の棚板を塗装完了。うーん、めっちゃ好みの色合いに仕上がりました!

ルーター隠しボックス, ブライワックス

 

木工用ボンドだけで組み立て

強度とかを考えるとネジとかを使ったほうがいいんだろうけど、今回はルーターとか軽量のものしか乗せないというのもあるし、このためだけに工具(インパクトドライバーとか)を買うとお金も勿体ないので、木工用ボンドだけで組み立てを行いました。

組み立てにはコーナークランプを使いました。

ルーター隠しボックス, コーナークランプ

 

今回拘ったポイントとしては、排熱対策のために通気性を考慮し、中段の板の前後に空間を開けたことです。

ルーター隠しボックス

 

組み立て完了するとこんな感じ。これは背面から見ているところです。

ルーター隠しボックス

 

正面から見るとこんな感じで。ここも密閉させずに通気口を開けることで排熱対策を行いました。

ルーター隠しボックス

 

SNS でバズってた最強の電源タップ

ちょっと前に、SNS でバズってた最強の電源タップと言われているものが気になっていたので、今回導入してみました。

最強の電源タップ, サンワサプライ TAP-SP2110SW-1

 

このタップが優れているところがコンセント間の間隔が少し広く取られているところと、90度に配置されているところです。ルーター周りの機器は AC アダプタを利用しているものが多くて干渉することが多いので、改善出来るかなと思って導入してみました。

実際に取り付けてみると、めちゃくちゃ良かったです。こんな感じで、干渉すること無く全ての機器の AC アダプタを接続することが出来ました。

最強の電源タップ, サンワサプライ TAP-SP2110SW-1

 

DIY でルーター隠しボックスが完成

完成したので機器を収納してみました。機器のサイズを測ってボックスのサイズを設計したので、ジャストサイズで使い勝手が良すぎ。上段が機器の設置スペースで、下段に電源タップを設置しています。

ルーター隠しボックス

 

最終的な見た目はこんな感じで、ルーターの存在を一切感じることがなくなって完璧!

ルーター隠しボックス

 

こうして見ると、スピーカー台は無垢のまま使ってたんだけど、今回購入したブライワックスがめちゃくちゃ余ってるから、スピーカー台も塗装しちゃおうかな。

 

最後に

私の場合には備品とかを持って無くて1から揃えることになったので、そこそこの金額が掛かってしまったけど、かなり大満足な結果になりました。前々から悩んでいて面倒だなって思ってなかなか手が付けれていなかったけどやってみて凄く良かったです。作業時間としても3~4時間程度で完成しました。

ルーター周りのゴチャゴチャした感じが嫌な人は試して見たほうがいいと思います。