【購入レビュー】XGIMI Elfin ホームプロジェクター!(1080p、800ANSIルーメンの高性能)

XGIMI Elfin というホームプロジェクターを購入して暫く使ってる(約2ヶ月程度)んだけど、凄く良かったので紹介。(購入するときは心のどこかでどうせ使用頻度は低くなるんだろうなと思ってたけど、ほぼ毎日使うくらいの使用頻度になってます!)

XGIMI Elfin について

XGIMI のラインナップ

プロジェクターの購入を検討する前までは XGIMI というメーカー自体を知らなかったんだけど、色々と調べてみると価格と性能のバランスが凄くいいなと感じたので XGIMI に決めました。XGIMI のランナップについては、レーザープロジェクター(据え置き型ハイエンド)、ホームプロジェクター(据え置き型)とポータブルプロジェクター(バッテリー内臓で2~3時間であれば電源不要で使用可能)に別れてます。

2022年1月時点での製品ラインナップとしては以下になってました。

カテゴリ製品名解像度輝度
(ANSIルーメン)
Android TVスピーカー価格
レーザー
プロジェクター
AURA4K2,400Android 10.015W x 4299,860 円
ホーム
プロジェクター
(据え置き型)
HORIZON Pro2,2008W x 2176,880 円
HORIZONFull HD129,800 円
Elfin600 ~ 8003W x 278,900 円
ポータブル
プロジェクター
(バッテリー内臓)
Halo+9005W x 299,880 円
Halo600 ~ 800Android 9.096,800 円
MOGO PRO+30074,800 円
MOGO PRO74,800 円

 

XGIMI Elfin を選んだ理由

私は自宅のみの使用なので「ホームプロジェクター」の中から選ぶことにしました。

で、理想としては 4K にも対応してて輝度も明るい HORIZON Pro が欲しいところなんだけど値段が値段なので、初めてのホームプロジェクターとしては諦めました。。 というのも、初めてのホームプロジェクターなので使用頻度が低くなった時に勿体無いなと思って一番価格が安い Elfin にしました。

あと FullHD までに対応した輝度が明るい HORIZON も魅力的だけど、そこまでの値段を出すなら 4K に対応した HORIZON Pro にするなということで HORIZON は選択肢からは外しました。

 

Elfin は一番値段が安いとは言っても結構いい値段がするので、XGIMI Elfin に決定するまでに他社の同一価格帯の製品や格安プロジェクター(2万円前後)+ Fire TV Stick との組み合わせなどと比較して決めました。決めた主な要素は以下です。

  1. 画質が満足できるレベルを満たしてる
    (格安中華系のプロジェクターだと明るさが不足(コントラストが低いとか)してるというレビューを見かけることが多かったけど、Elfin のレビューでは画質に文句を言っている人がいなかった)
  2. Android TV が搭載されてる
    (格安な製品には Android TV は搭載されてなくて、VOD サービスを使うためには別途 Amazon Fire TV Stick などを準備する必要があり、操作が煩雑(リモコンが2つとか)になることが想定される)
  3. ファンの音が小さい
    (プロジェクターの配置的に自分の近くに配置することになるので、ファンの排気音は重要な要素なので、この部分のレビューはかなり気にしてみました。やはり格安なプロジェクターはファンの音が煩いというレビューもありました)
  4. 見た目がスタイリッシュ&コンパクト
    (似たような製品としては Anker からもプロジェクターが出てるんだけど、見た目的に Anker のものは好みじゃなくて XGIMI がこのみだったのでこちらを選びました。あと Elfin はスリムでコンパクトなのが魅力)

 

XGIMI Elfin の外観

XGIMI Elfin は、コンパクトスリムなので部屋の中に置いててもインテリアの雰囲気を壊すこともないと思います(この部分はかなり重要)

上面から見るとこんな感じ。

XGIMI Elfin

 

投射を行う前面はこんな感じです。

XGIMI Elfin

 

大きさが分かりやすいかなということでキーボードと並べてみました。私が使っているキーボードは「ロジクール MX KEYS MINI」という凄くコンパクトなキーボードだけど、それと比べてもかなり小さいです。

XGIMI Elfin

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XGIMI Elfin の入出力

無線接続としては以下に対応してます。Wi-Fi は動画ストリーミングの為には必須なので、自宅に無線LAN 環境は準備しときましょう。Bluetooth の使い道は Bluetooth スピーカーを外部スピーカーとして使う場合かな?

  1. WiFi Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/b/ac
  2. Bluetooth 5.0/BLE

 

入力端子としては以下が搭載されてるので、HDMI に対応している機器の映像を映すことが出来ます。私の使い方としては VOD サービスのみとなるので HDMI 端子は使わない予定です。

  1. HDMI 2.0 x 1
  2. USB 2.0 x 1

 

出力端子としては以下が搭載されてます。Elfin は本体にスピーカーを内臓してるけど、外部スピーカーに有線接続したい場合やヘッドホンで聞きたいときはここに接続します。

  1. headphone x 1

 

投影サイズと設置場所について

投影サイズを大きくするためには、投影する壁プロジェクターの距離を取る必要があります。

私の環境での実測は以下になりました。

投影する壁とプロジェクターの距離投影サイズ
約 3 m約 100 インチ相当

 

XGIMI Elfin を使った感想

Android TV 10.0 搭載が便利過ぎる

このプロジェクターには Android TV 10.0 が搭載されているのが最大のメリットだと思います。Android TV については一部のテレビとかには搭載されててアプリを導入することで各VODサービス(U-NEXT、Youtube 等)を使えるのが便利です。

プロジェクターの購入検討をする前までは、プロジェクター本体に Android TV が搭載されてるって事自体を知らなかったんだけど、最近のプロジェクターのトレンドとしては Android TV が搭載されていることが多いみたいです。Android TV が搭載されている最大のメリットは以下だと思います。

  • プロジェクター本体には 電源ケーブルのみを接続 するのみなので設置場所の自由度が高い!
  • 無線LAN に接続するだけで、VOD サービスの動画を再生可能

 

プロジェクターを利用する時に一番面倒くさいと思うのが、HDMI ケーブルを取り回しすることだと思うけど、Android TV を内臓してるから VOD サービスのみを利用する場合には HDMI ケーブルの接続も不要で動画視聴ができるので、本当にお手軽に設置が出来て使うことが出来ます。

 

Netflix の利用が不便すぎる

Android TV を搭載してて VOD の利用が便利とは書いたんだけど、唯一使い勝手が悪いサービスが Netflix です。

Netflix 自体が悪いわけではないんだけど、XGIMI 自体が Netflix から認証デバイスとして認められていないためか、Netflix 標準アプリを使うことが出来ません。一応、Netflix 自体は変わった手順で導入することで見れることは見れるんだけど、Android ネイティブアプリでは動作してなくてブラウザベース?で動くために操作がボタンでは選択出来ずに、画面上にカーソルが出てきて、そのカーソルをリモコンで頑張って動かしてボタンの上まで動かして選択する必要があります。

まだ、再生対象が決まってて再生するだけでれば、何とかなるんだけど、ちょっとスキップさせたり戻したりしたり、日本語吹き替えとか字幕の選択を行うのが苦痛すぎて凄く使いづらいです。Netflix のためだけに内蔵の Android TV の利用は諦めて、Amazon Fire TV Stick を追加購入しようか検討するくらいです。(ただ、これをやってしまうと Android TV を搭載しているメリットが無くなるからな。。)

 

XGIMI Elfin の画質は必要十分な綺麗さ

購入時には 4K に対応した上位機種の HORIZON Pro も多少は気になってたけど、実際に使ってみると XGIMI Elfin の画質でも不満がないくらい綺麗です。

ちなみに、私の視聴環境は以下です。

  1. スクリーンは使用せずに壁(白色)に直接投影
  2. 壁までの距離は約 3 m(100インチ相当で視聴)
  3. 利用するのは夜のみ

 

私は夜しか使わないので問題ないんだけど、昼間に使う場合には、しっかりと遮光カーテンを利用し太陽の光をカットすることが必要です。遮光カーテンを利用してても隙間から太陽光が漏れたりしていると、快適には見れないので昼間に使いたい人は、使う環境はしっかりと整えた方がいいと思います。

 

XGIMI Elfin の音質は普通

XGIMI Elfin は内臓スピーカーとして Harman/Kardon製の3Wスピーカーを2基搭載してます。

まぁ、そんなに悪い音ではないけど、至って普通で良くもないなという感じです。お手軽に使う場合には十分な気がするけど、映画とかライブの映像を見る場合には別途外部スピーカーを用意した方がいいです。あと、プロジェクターの設置位置にもよるけど、自分より前に設置出来る場合には映像と同じ方向から音が聞こえるので自然なのでいいけど、大画面(100インチ程度)にするためにはプロジェクターと壁は約3m程度は必要になって、自分より後ろに設置することになると、音が後ろから聞こえる形になって不自然になります。

私の設置位置だと自分よりも後ろに設置することになって音に違和感があったので外部スピーカーを繋げて使ってます。XGIMI Elfin で外部スピーカーを使う方法として以下の2つがあります。

  1. Bluetooth スピーカーを接続
  2. 3.5mmステレオジャックから出力

 

私は以前のエントリーで紹介したデスクトップ環境を構築する際に購入したアンプとスピーカーが余っていたので、その機材を使いたかったので 3.5mm ステレオジャックから出力してます。アンプ(Thomann S-75mk2)とスピーカー(WHARFEDALE EVO4.1)も素性もいいものなので、音で不満は出ることはないレベルの一気にアップグレード! ライブ映像とかを見るとスクリーンの大きさと音の良さでちょっと感動レベル!

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お手軽に繋げるには Bluetooth だと思うけど、遅延とか気になるかもしれないのでちょっと注意が必要かな?

 

2022年7月11日追記

3.5mm ステレオジャックの接続から Bluetooth 接続に変えて音質向上しました!

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2022年9月11日追記

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起動速度が高速

Android TV も搭載してるし起動に時間が掛かるのかなと思ってたら、起動時間はスペックどおり約 6 秒で起動してくれて、めちゃくちゃ快適に利用することが出来ます。ただ、この起動時間を実現してるのが純粋に起動しているわけではなくスリープから復帰させて短時間での起動を実現しているようです。

スリープから起動しているためか、以前のセッション情報が残っているのか、たまに Youtube アプリを開いても数十秒くらい新しい情報が読み込まれなかったりすることがあります。ただ、ちょっと待っていれば回復するので、そこまで気になるポイントではないです。

 

自動調整機能が快適

XGIMI Elfin には利用する時に快適な以下の機能が搭載されてます。安いプロジェクターとかだと使うまでに手動で調整をしないといけなくて面倒くさいけど、この XGIMI Elfin には自動調整機能がてんこ盛りなので、手動調整する必要がないので、誰でも快適に使うことが出来ます。

Intelligent Obstacle Avoidance

投影領域内のオブジェクトを検出し、それを避けるように画像をスケーリングします。

引用: https://jp.xgimi.com/pages/elfin

 

Intelligent Screen Alignment

投写された映像とスクリーンを自動的に一致させます。

引用: https://jp.xgimi.com/pages/elfin

 

Auto Keystone Correction

垂直/水平方向に±40度の角度を基準にして、自動的に画像を整えることができます。

引用: https://jp.xgimi.com/pages/elfin

 

Auto Focus

数秒以内に自動でピントを調整します。

引用: https://jp.xgimi.com/pages/elfin

 

スクリーンは必要か?

プロジェクターといえば、設置が面倒となるスクリーンの利用というイメージがありますが、私は今の所スクリーンは使わずに白い壁紙に投影して使ってます。壁紙への投影でも画質に不満もないです。スクリーンがあった方が画質は向上するとは思うけど、使うまでの設置とかが面倒だと結局使わないことになると思うので、利便性を重視して壁紙に投影する方法を継続予定です。

 

最後に

初めにも書いたけど、買ったところでそんなに使用頻度は高くならないんだろうなと思ってたんだけど、購入してからほぼ毎日使ってるくらい気に入ってます。ただ、一番大きいのは外部スピーカーを繋いで音に不満がないという所も多いので、こだわりがある人は、外部スピーカーは検討した方がいいと思います。

 

2022年11月16日追記

XGIMI Elfin を天吊しました。

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